草根木皮みな薬
 

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香蘇葱豉湯(こうそそうしとう)

出典 通俗傷寒論
組成 香附子陳皮各4.5〜6g、鮮葱白6g、紫蘇葉4.5〜6g、炙甘草2.5g、淡豆豉9〜12g
用法 水煎服
効能 発汗安胎
主治 妊婦傷寒(風寒感冒)
方意 香蘇葱湯は、香蘇散と葱豉湯を一つの方にまとめ、発汗解表の力は香蘇散より強い。
蘇葉は理気安胎の効もあり、時行感冒、発熱悪寒で無汗の者の治療はもちろん、香蘇散よりよい。
妊婦の感冒風寒者にも適切である。