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霊枢・14骨度

人体の骨格の長短と大小は、各人異なる。経脈の長さを計算するためには、まず最初に経脈を測量するための一般的標準を制定して、実際の運用の便宜をはからなければならない。本篇は、人体骨格の長さについて論じている。

黄帝問于伯高曰、脈度言経脈之長短、何以立之。伯高曰、先度其骨節之大小、広狹、長短、而脈度定矣。
黄帝曰、願聞衆人之度。人長七尺五寸者、其骨節之大小、長短、各幾何。伯高曰、頭之大骨囲二尺六寸、胸囲四尺五寸、腰囲四尺二寸。髮所覆者、顱至項尺二寸、髮以下至頤長一尺、君子終折。結喉以下至缺盆中長四寸。缺盆以下至[骨曷][骨汚(さんずいはとる]、長九寸。過則肺大、不満則肺小。[骨曷][骨汚(さんずいはとる]以下至天枢長八寸、過則胃大、不及則胃小。天枢以下至横骨長六寸半、過則廻腸広長、不満則狹短。横骨長六寸半、横骨上廉以下至内輔之上廉長一尺八寸、内輔之上廉以下至下廉長三寸半、内輔下廉下至内踝長一尺三寸、内踝以下至地長三寸。膝膕以下至跗属長一尺六寸。跗属以下至地長三寸。故骨囲大則大過、小則不及。角以下至柱骨長一尺、行腋中不見者長四寸。腋以下至季脇長一尺二寸、季脇以下至髀枢長六寸、髀枢以下至膝中長一尺九寸、膝以下至外踝長一尺六寸、外踝以下至京骨長三寸、京骨以下至地長一寸。耳後当完骨者広九寸、耳前当耳門者広一尺三寸、両顴之間相去七寸、両乳之間広九寸半、両髀之間広六寸半。足長一尺二寸、広四寸半。肩至肘長一尺七寸、肘至腕長一尺二寸半、腕至中指本節長四寸、本節至其末長四寸半。項髮以下至背骨長二寸半、膂骨以下至尾骶二十一節長三尺、上節長一寸四分分之一、奇分在下、故上七節至于膂骨、九寸八分分之七。此衆人骨之度也、所以立経脈之長短也。是故視其経脈之在于身也、其見浮而堅、其見明而大者、多血、細而沈者、多気也。

(注) [ ] 内は一語です。

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