草根木皮みな薬
 

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小承気湯(しょうじょうきとう)

種類 寒下剤
組成 大黄12g、厚朴6g、枳実9g
用法 水煎服
効能 軽下熱結
主治 陽明腑実証。
譫語、潮熱、大便秘結、胸腹痞満、苔老黄、脈滑、疾。
下痢初起、腹中脹痛、あるいは脘腹脹満、裏急後重にも使える。
病機 風寒が化熱して裏に入るか、風熱の邪が口鼻から裏に侵入し、熱邪が熾盛になって化燥して陽明胃腸の積滞と結びつき、燥屎を形成した状態。
方意 芒硝を使わず三薬を同時に煎じ、枳実、厚朴の量も減らしたので、瀉熱攻下の力が比較的軽い。
主に痞、満、実があり、燥がない陽明熱結の軽症を治療する。