当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
| 種類 | 調和肝脾剤 |
| 出典 | 金匱要略 |
| 組成 | 当帰9g、白芍15g、茯苓12g、白朮12g、沢瀉9g、川芎6g |
| 用法 | 水煎服。散剤にし1日3回6gずつを酒で服用してもよい |
| 効能 | 補結調肝、運脾除湿 |
| 主治 | 肝気乗脾(肝血虚、脾虚湿滞) |
| 病機 | 肝血不足で肝気を抑制できず、脾虚湿滞に乗じて肝気が横逆するために発生する肝脾不和である |
| 方意 | 本方は補血調肝と運脾除湿の組み合わせであり、補血調肝によって肝気を静めて乗脾しないようにすると同時に、運脾して肝気が乗じないように防止する。 |