越婢湯(えっぴとう)(越脾湯)
| 種類 | 辛涼解表剤 |
| 出典 | 金匱要略 |
| 組成 | 麻黄9g、石膏18g、生姜9g、甘草5g、大棗5枚 |
| 用法 | 水煎し分三で温服する |
| 効能 | 発汗利水 |
| 主治 | 風水悪風、全身浮腫、脈浮、不渇、続々時間、無大熱 |
| 病機 | 風邪が伏在する水飲と結びつき、水道を阻滞して風水挟熱(熱飲)になり、全身浮腫を呈した状態 |
| 方意 | 肺気を宣発して水道を通調するとともに内熱を清する。 越婢湯と麻杏甘石湯はいずれも有汗を治療する。 ともに麻黄と石膏を配伍して清肺泄邪である。 しかし、本証の一身浮腫の水は肌表にあり、麻黄の量を増やして生姜を配伍するのは、肌表の水を発泄するわけである。 喘はないので杏仁を取り出す。 大棗を加えて、滋脾を図り、生姜と協同して営衛を調和する。 |