烏頭(うず)
- 分類
- 散寒薬
- 出典
- 神農本草経
- 処方用名
- −
- 基原
- トリカブト属植物の母根(傍生の子根が附子)。ウズ。
烏頭には川烏頭、草烏頭の2種類があり、川烏頭は主に四川省で栽培され(A. carmichaeli)、草烏頭は各地の野生品を収穫したもの - 性味
- 辛/熱。有毒。
- 帰経
- −
- 効能
- 附子に似ており、表の風邪を散じ裏の寒湿を除くが、補陽の力は附子に及ばず、祛風痛痺の効能に勝っているので、「附子は逐水寒し、烏頭は祛風す」といわれる。
- 参考
- Aconitum carmichaeli の画像