草根木皮みな薬
 

薬膳や中医学を勉強している方、
知りたい方に送る薬膳や中医学情報

南沙参(なんしゃじん)

南沙参
分類
滋陰薬
出典
処方用名
南沙参
基原
キキョウ科 Campanulaceae のツリガネニンジン Adenophora tetraphylla A. DC. 、トウシャジン A. stricta MIQ.、その他同属植物の根。
大沙参、空炒参、沙参、シャジンともいう。
性味
甘/微寒
帰経
肺、胃
効能
清熱袪痰が主であり、肺熱の咳嗽に用いる。
鮮沙参(南沙参の新鮮品)は清熱養陰生津に働くので、熱病傷陰に使用する。
参考
Adenophora tetraphylla の画像
Adenophora stricta の画像