草根木皮みな薬
 

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糯稲根(じゅとうこん)

糯稲根
分類
収渋薬
出典
本草再新
処方用名
糯稲根、糯稲根鬚、糯米根
基原
イネ科 Cramineae のモチイネ Oryza sativa L.. var. glutinosa MATSUM. のヒゲ根
性味
甘/平
帰経
心、肝
効能
益胃生津、止汗退熱
1.自汗、盗汗に用いる。
口渇を伴う自汗、盗汗には特に適している。
単味で煎服するか、浮小麦大棗を配伍して使用する。
2.虚熱に用いる。
沙参麦門冬地骨皮などの養陰清虚熱薬を配伍する。