草根木皮みな薬
 

薬膳や中医学を勉強している方、
知りたい方に送る薬膳や中医学情報

衝脈(13穴)

胞中から起こり、会陰に出たあと気街に行き、気街からは足の少陰経といっしょに行き、臍を挟んで上行し、胸中に散布し、さらに上行して、のどを経て、口唇を回り、眼窩の下に達する。
その分枝は、足の少陰大絡といっしょに腎から起こり、下に向かって気街から浅く体表に出て、大腿内側に沿って膝窩に入り、さらに脛骨内縁に沿って下行し、足底に達する。さらに支脈が内踝の後ろから分かれ出て、斜め前に足背に入り、第一趾に入る。 別の分枝は、胞中から出て、後ろに行って督脈と通じ、脊柱内を上行する。
(注)気街:股関節大腿動脈のところ。

経穴 取穴 経脈
気衝(きしょう)、気街 仰臥し天枢の下5寸、曲骨の傍ら2寸に取る。 足陽明胃経
横骨(おうこつ) 恥骨結合上際、曲骨の傍ら5分に仰臥して取る。 足少陰腎経
大赫(だいかく) 横骨の上1寸、中極の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
気穴(きけつ) 横骨の上2寸、関元の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
四満(しまん) 横骨の上3寸、石門の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
陰交(いんこう) 臍下1寸、腹部正中線上、仰臥位で取る。 任脈
中注(ちゅうちゅう) 横骨の上4寸、陰交の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
肓兪(こうゆ) 神闕に水平に、神闕の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
商曲(しょうきょく) 肓兪の上2寸、下脘の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経 
石関(せきかん) 肓兪の上3寸、建里の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
陰都(いんと) 肓兪の上4寸、中脘の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
腹通谷(はらつうこく) 肓兪の上5寸、上脘の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経
幽門(ゆうもん) 肓兪の上6寸、巨闕の傍ら5分、仰臥して取る。 足少陰腎経

このページのトップに戻る