草根木皮みな薬
 

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鶴草芽(がくそうが)

分類
駆虫薬
出典
中華医学雑志
処方用名
基原
バラ科 Rosaceae 仙鶴草 Agrimonia pilosa Ledeb. の冬芽を乾燥したものである。粉末にして使用する。
性味
苦、渋/凉
帰経
肝、小腸、大腸
効能
殺虫
条虫症に使用する。
鶴草芽は殺虫の作用を持っているだけでなく、瀉下の作用もある。
それによって虫体を駆除し、条虫を駆除する要薬となっている。
粉末にして、朝、空腹時に一服呑服する。
普通、服薬後5〜6時間内に虫体を排出することができる。
参考
Agrimonia pilosa の画像