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2007年05月14日

足のたこを軽視してはいけませんよ

足反射とは、足の裏や甲などに体の部分が反映されているという考え方ですが、その反映されているエリアに刺激を試みると、臓器や体の一部分の調子がよくなるというものです。

中医学のこの考え方は、耳鍼や脈診などにも現れています。
(脈診は手首の脈の位置によって、五臓の脈が反映されています。)

外反母指になると足の横アーチがなくなり、甲状腺の病気になる可能性があると、ドイツ式の足反射の本にも記述されていますが、現に私の母はひどい外反母指で甲状腺がちょっとおかしいと医者からいわれています。

ですから、魚の目やたこなども、その発生した場所に当たる臓器や体の部位に影響が出るようです。
たこや魚の目があるから、体調不良になるのか、体調不良が足に現れるのか、いずれにしても不調箇所があったら、それは足に不調がある箇所かもしれませんよ。

前頭洞(親指部分)---魚の目やたこがあったら---頭痛、めまい
三叉神経(親指部分)---指の変形があったら---偏頭痛
頚部から下(親指の内側面)---角質化した筋があったら---首や肩の慢性痛
眼(第二趾と第三趾)---たこや指の変形があったら---眼の病気
肩(小指の付け根)---たこがあったら---慢性肩こり

これらは、必ずあるというものではなく、確率が高いというものですが、もしこれらのケースに当てはまっても心配無用ですよ。
しっかり、自分で足を揉んで、足をケアすることによって体の不調を取り除きましょう。

2007年05月09日

セミナーで母指球傷めました

ゴールデンウィークは、中国式の足反射療法の集中講義に行ってきました。
そこで、クリームがすべったのと、手だけに力が入ったのとで、左の母指球を傷めてしまいしました。

手技は、使い過ぎると手を傷める可能性があるもの。
だから、ずい分気をつけていたはずなのに。
馴れない関節の使い方をしたのと、正しく体重をかけていないので、手の力だけに頼ったのがいけなかったのです。

一時は、コーヒーの入ったカップまで持ち上げられないくらいでしたが、一昨日はページをめくるのも難儀でした。
親指を大きく開くと親指の根本が痛んだり、中の方までやられている様子です。
整体なども、体を酷使する労働だから、不必要な力が入っていると体が壊れてしまいます。

しかし、足反射で指や手を傷める人っていないの?
ネットで検索してみても、ヒットしません。
こんなこと書いたらまずいと思っているのか、誰も書いていません。

負荷がかかればかかるほど、関節には負担が大きくなるので、サムウォーク(親指を曲げながら前に進みます)を多用する欧米系の足反射の方が指を壊す人が多いはずなのに、変ですね。

正しく体を使わないと、体を壊すということを身をもって知ったゴールデンウィークでした。
この分じゃ、元に戻るのに、1か月はかかりそうです。

2007年04月19日

気感って?八触って?

気功をしていると、気の感覚を感じるときがあります。
それを気感というのですが、いろいろな感覚があり、それを八触というようです。

気は熱エネルギーなので、温かくなったり、さらに熱くなったりするのは当然としても、他にもいろいろな感触が生まれるというわけ。

群馬当方医学同好会の「気のメッセージ」によると、
熱(熱い感じ)、麻(しびれる感じ)、涼(すずしい感じ)、重(重い感じ)、軽(軽くなっていく感じ)、痒(かゆい感じ)、刺(針でさされる感じ)、張(はれぼったい感じ)
と、あります。

ネットで検索すると、一番多く記述されていたのは、
八触は、動、痒、凉、暖、軽、重、渋、滑
十六触(八触に加えて)は、掉、猗、冷、熱、浮、沈、堅、軟

さらにそれらの感覚を四つに分類し、
重、沈、 堅、渋は、地に属す。
涼、冷、軟、滑は、水に属す。
暖、熱、猗、痒は、火に属す。
動、掉、軽、浮は、風に属す。
と、ありました。

練功(気功の鍛練)していくと、さまざまな感覚が生まれるらしいのですが、どうです、おもしろいでしょ。

でも、『これらの感じを何だろうとあまり追求しないほうが良いといわれています。あまり追求すると偏差といって副作用がおきます。』、とも書かれているので、これ以上は追求しないことにしましょう。

2007年04月12日

足反射の心臓の位置が違うなんて

足図1<br />
足図2<br />
前回のアジアンハーブズの続きです。

完全にベッドに仰向けになり、ぐいぐい押されると、思わず「イタタタ!!」
あまり、一生懸命押してる風にはみえないのだけれど、力はずい分入ってます。

事前に、どこか具合の悪い所はありませんかと尋ねられていたので、アレルギーで皮膚が痒いと答えたので、排泄をよくする腎系統を押されます。
ここら辺は、いつも痛いんですよね。
それに脾臓も。

やっぱり、痛い。
「痛いです」というと、「心臓です。」

「えっ、脾臓じゃないの。」
「脾臓はその下の部分です。」

へっ、西洋リフレクソロジー的には、心臓は親指側にあり、決して左の脾臓の上にはありません。
内臓中では一番重要な臓器である心臓が、西洋と中国では違うとは....何と...絶句。

訪れたのは台湾式ですが、後で中国式の足反射の図も確かめました。
確かに、脾臓の上に左足にだけ、心臓がありました。

西洋式(私が習ったのは、正確にいうとドイツ式でマルカート女史のもの)ですと、解剖学的な内臓の位置に則しているので、心臓は真ん中、そして左寄りということで、第一指付け根下辺りのゾーンにあり、左側の方が大きいけど右側にも心臓ゾーンはあるんですね。

こんな大きな違い、問題にならないのかな。
中国式の心臓の位置は、西洋式においても心臓関連部ですが、肺のエリアでもあります。

中国式を習ったときに、詳細に検証してみたいと思います。

2007年04月11日

台湾式足反射(アジアンハーブズ)

フットセラピー1<br />
フットセラピー2<br />
漢方ミュージアムに併設しているフットセラピーの台湾式足反射に行ったときのことです。

個室の中にカーテンで仕切られてベッドが二つ(二人一緒と言ったので、この部屋になったのかもしれません。お一人様なら、すぐご用意できますが、お二人様なら15分後と言われたので)。

雰囲気のある木の桶に漢方薬が注がれ、それで足浴してからいよいよリフレクソロジーです。
なまぬるい寝てしまいそうな手技ではなく、痛気持ち良いくらいなのは、大変良かったです。
部屋もホテルの部屋のようでなかなか素敵。

でもねえ、せっかく比較のために50分のコースにしたのに、肝心のフット部分は15分か20分ぐらい(両足で)で、後はレッグ部分をぐいぐいアロマオイルマッサージ。

そして、仰向けになってくださいと言われたときは、30分コースの友だちが終わったときだから、20分は仰向けでレッグ部分をマッサージされたことになります。

50分を超えるコースにはレッグ部分のマッサージをつける所が多いですが、フット部分がこんなにも少ないのは、足反射のゾーン部分がアバウトだからかしら、と変に邪推しちゃいました(友だちも同意見です)。

終わった後は、足は軽くレッグは細く、足も靴に入れたときに小さくなった感はありましたが、どうも未消化な感じがして。。。。

足の指部分は頭や目、耳といった大切な反射エリア。
そこを丁寧にやっていると、時間は当然かかるんですけどねえ。

適当にすっ飛ばされると、何だかなあー、になっちゃうわけです。

2007年03月30日

均整法

1月に行った均整法の施術院のことです。
体の歪みを矯正し、筋肉・内臓・リンパの活性化をはかります

と、アピア均整院のごあいさつに書かれていました。
『骨盤叩きダイエット』などの本を出されていて、本を買ったことから興味を持ち訪れてみました。

体を整えるといっても、バキバキボキボキと荒っぽいのはちと遠慮したい。
しかし、ソフトでどこまで効いた気がするのか甚だ疑問。
まっ、試してみないとわからない。

てな訳で興味津々で行ったのですが、期待感が大きかったのか、私が鈍いのか、満足感は得られませんでした。
いろいろな体位をさせられて、非常にソフトに微妙な脊椎のズレを治してくださったようなのですが、自分ではよくわかりませんでした。

違いがわからなくとも、満足できたかというと、満足感はほとんどなしの状態でした。
こういう施術院というのは、むずかしいですね。
たとえば、揉み返しが来るほどの揉み方だと(下手で強いとよくある)、二度とそこへは行きたくないと思うでしょうし、何も変わらないと思われれば、やはりリピーターにはならないだろうし。

お客さま、もしくは患者さんたちは、お金を払っている以上、それに見合った施術を求めているので、割に合わないと思われればすぐによそに行ってしまいます。

テクニックがそれほど上手くなくとも、話を聞いてくれてリラックスできるという理由で行く人もいるかもしれません。
しかし、私の隣のベッドで施術していた人は、受けている人に対して馴れ馴れしく友だちことばで、ずっとしゃべり続け、それは私の施術されている間続いたのでした。
個室を用意しろとはいいませんが、各プライバシーも尊重してほしいもの。
何だか、気になりました。

施術者はトークも必要、という意見もあるけれど、話をしたいと思っていないお客さまもいるはず。
そして、施術に集中するためには気が散るのであまり話をしたくないと思っている施術者もいるのです。

2007年03月28日

足神という足浴剤

足神<br />
「水晶泥の足浴剤」の続きです。

『足神』、
何だかぎょうぎょうしい名前がついているけれど、それはとっても中国的で、効きそうな足浴剤。

使い方は、
1号剤30gを先に加えて沸騰したお湯(2公斤。1公斤=1kgでいいのかしら。)を加えて5分、再び沸騰したお湯を3公斤加え、室温になったら2号剤30gを加える。
この1袋は60g入りなので、2袋を半分ずつ使うということらしい。(なぜ、そんなしち面倒なことを)

主要成分としては、高分子材料、鉱物泥、姜汁、紅花油、保湿因子、GFBF因子、玉[氵吉]新等。

花山爆発後の鉱物泥、佐(君臣佐使の佐です。補佐の意味。)として現代高分子材料と、高い効き目の殺菌剤である玉[氵吉]新を使っているとあります。

高分子材料は、瞬時に膨らんで水晶顆粒となり、足に対する刺激への緩和剤となり、血液循環を促進し、疲労を除き、身心を愉悦する。
鉱物泥、姜汁、紅花油は、保温を持続させ、火熱し、足を瞬く間に温め、袪風袪湿、通経活絡、活血、化瘀の効果がある。
玉[氵吉]新は、高い殺菌消炎作用があり、除菌し、痒みを止め、皮膚をさわやかにする。

う〜ん、『足神』という名に恥じず、足浴としての効果を盛り込んだ浴剤のようです。

([氵吉]は、さんずいに吉で一文字です。)

2007年03月23日

水晶泥の足浴剤

最初に足裏反射の授業に出たときに、フットバスに入れたのは、何と、バスクリンでした。
エエーッ、バスクリンなのー。

それ以来、ずーっとバスクリンを使い続けていたら、とうとうそれがなくなってしまいました。
先週、それの代わりに先生が取り出したのは、漢方薬入りの足浴剤です。

『水晶泥』とは、これいかに...... ボコボコ泡立つフットバス。
漢方薬の匂いは立ち込め、足を取り出すと------ 足に水晶のような玉がいくつもいくつもくっついて。
それは、まるで水疱瘡にでもなったような病気の足のよう。
ひえっ、何なのこれー。
おまけに、タオルで足を拭くとその水晶の玉はポロポロと、まるで鱗が落ちるようにこぼれ落ちます。

「先生ー!、ポロポロ床に落ちますけどいいんでしょうかー。」
「はい、それが水晶泥ですね。」

先生、言った意味を理解してくださったんでしょうか。
床が鱗だらけですよ。

さらに、これには後日談があります。
翌週、「先生、今週も漢方薬入れますか。」
「水晶泥は、流しが詰まってしまうので、使えません。」

ハハハ、流しが詰まったとかいってたのは、水晶泥のせいだったのね。
(後で、使用後の袋を取っておいて、何が入っていたのか確認すればよかったと後悔しました。それで、別の水晶泥(水晶泥もいろいろあるみたいです)を、後学のためにちょっと借りてきました。後日、アップします)

2007年03月14日

南陽では足裏反射が盛ん

「足裏って体力使うの?」

と、夫が突然尋ねました。
先日の朝日新聞の記事で、疑問が湧いたようでした。

その記事によると、中国南陽の農村地帯では、足反射に携わっている人が多いということでした。
足反射のチェーン店が、技術を養成する学校を開き、先生は足反射の国家資格を持っているということや、体力を使う仕事なので、35歳くらいまで、とあり、すぐに現金収入になる足反射の技術を習得した稼ぎ頭の女性の中には、父親の借金を7割方返済したということでした。
でも、その女性は、お金を貯めたら、企業の秘書になりたいんだとか。

整体のように、ボディ全般にアプローチしなければならない仕事に比べれば、足反射そのものがそれほど体力を必要とするとは思えないので、相当の人数の客をこなしていると推測されます。

だからなのでしょうか。
「心をこめて揉んでいる」というわりには、別の職業を望んでいるのは、やはり肉体労働だと感じているからでしょう。
足部反射療法は、中国では医療として位置づけられつつあるというのに、残念なことです。
まあ、新聞の記事の書き方が、出稼ぎ労働者扱いのような気がしましたから、当然かもしれません。


2007年02月16日

一指禅推法ってやっぱり効く?

推拿(すいな)の手技の中には、『一指禅推法』というのがあります。
これは、擺動類(はいどうるい)という手首を振り子のように揺り動かす手法に分類されています。

欧米式の足裏反射に良く使われる親指を使ったサムウォークという動きと、ちょうど逆の動きになります。
サムウォークは、母指第一関節を関節の向きと同じ方向に前方に出していきますが、一指禅推法は親指の指腹方向に関節を曲げるのがメインで、その反動で第一関節が曲ります。

数ある推拿の手技の中で、これが一番むずかしいのではないかと思うほど、親指が定点からずれること、ずれること。
全部に均等に力をかけてしまうと、親指の関節が曲がったときに違和感を感じるし、頭のように固い部分にするときは、すべってうまく浸透させることができません。

面ではなく、どちらかというと点に近い部分に振動を与えるので、はっきりいって、鍼を打った方が効きは良いのではないかと思っていました。
ところが、あら、結構効くのかしら、と思えるできごとが。

母のフクラハギの凝りを取るべく、承山承筋飛陽に一指禅推法を試してみたら、
あらあら、親指がだんだん下に沈んでいく。
それに従って、母も、「あ、緩んできた」と、声を合わせます。

まー、道具無しで手技でほぐれるのねー。
私の稚拙な手技でも、結構ほぐせるのだから、
『一指禅推法』
見直しましたよ。

2007年02月09日

リンパドレナージュに行ってみたら

むくんでいたら、リンパの流れがよくないのかもしれないから、リンパドレナージュに興味を持つのは当然のことかもしれません。
リンパ浮腫の人のために開発されたと言われているリンパドレナージュですが、医療用というより美容のためにエステで行われる方が多いのではないでしょうか。
それも、オイルを使ってやさしくやさしく、ソフトな刺激、筋肉に働きかけるのではなく、リンパ管に働きかけるには、柔らかい刺激が必要なようです。

言葉では理解できても、どんなものなのかを知るには、実際試してみなければわからないこと。
できるだけ医療系に近いものということで、LPAドレナージュサロン銀座というところにおじゃましてみました。(最近、お金がかかるなあ。)

オイルを使わない手技で、リンパ節に向かい軽いタッチで動かしていくと、
片足終わった段階で、もう一方の足と比べると、明らかにむくみが取れているのが実感できました。
膝を折り曲げたときに、ふくらはぎと太股の裏がくっつくけれど、そのとき違和感を感じずにすっきりしていましたもの。

おお、驚くべき効果!
もう片方の足も施術を終わると、双方の足が軽やかに。

あんなに軽くマッサージしていて、むくみが取れるんだー。
フ・シ・ギ.....

なるほど、と気をよくしつつ、料金の説明なんぞを聞いていたら、2回目以降は入会金3千円が必要なんだとか。
会員の管理とか言ってましたが、終わった後の良さを継続するためのエクササイズなどのレクチャーもなかったし、途端にそれまで気になっていた、質素なインテリアやビルの便所的雰囲気のトイレも色あせてみえてきました。
要するに、料金に見合っていないと思ったわけ。

おまけに、施術後はポッポッと暖かくなってきます、という説明だったのに、リンパがザーザー流れて涼しい感じ(あくまでも、私が受けたイメージです)。
帰りの電車の中では、お腹がムカムカ、めったに痛くならない頭まで痛くなり、いったい自分の体の中で何が起きているのかわからなくなりました。

真綿で締めつけられているような頭痛だったので、湿にやられたのかな、とか考えたり、やはり自然と一体になった整体観念を大事にする中医学とは異なり、西洋医学的アプローチは私には合わないと、考えたり。
頭重感は、夜寝る前まで続き、自分の体が思うように使えない状態になりました。
頭すっきりしてたら、勉強するか、本読むかできたのに、結局テレビを見てお風呂で腰湯をし、不調を改善するべく足もみをしなければなりませんでした。

以前、カイロプラクティックも受けたことがありますが、外部から体を動かされるのは合わないみたいです。
まっ、その人その人に対応して、許容範囲を超えない程度に、けれどしっかり刺激を与えるのは、非常にむずかしいことですけど。

2007年02月07日

リ・フット(中国式リフレクソロジー)

中国足健会直属技師のいらっしゃるリフレクソロジーのサロンが、
リ・フットです。

そして、その資格のための試験を受けることのできる窓口にもなっています。
当然、スクールも開催してるのですが、今現在は、HPには記載されていません。
というのは、さらにレベルアップして、中医学や西洋医学的知識も兼ね備えたプロのための資格としてリニューアル中だからなのです。

臨床で数多くの経験を積み、なおかつ中医学的知識も持ち合わせていないと受からないそうです。
たとえば、

セラピストは、なぜ、施術後に冷たい水で手を洗ってはいけないか?

指関節を使うことの多い中国式では、冷たい水で手を洗うことによって寒邪にやられやすい、ということなんですって。
ふう〜ん、そうなのかな。
そうだって、いわれれば、そうなのかもね。
こんなこと、他では教えてくれないよね。

台湾式に比べるとソフトといわれている中国式ですが、中国では、単なるリラックスに留まらない中医学を踏まえたリフレクソロジーを目指しているようです。

そこで、どんなふうに医学的なのか?
まあ、その辺は、興味を持った方が実際に試してみていただかないとわからないかもしれません。

私自身の体験からいうと、結構いろいろなリフレクソロジーを受けていますが、リピートしているのは今のところリ・フットのみ。
終わった後、いや、施術中にすでにトイレに行きたくなり(リフレクソロジーでは、尿からデトックスするよう排泄を促す)、ちゃあんとそれなりの量の尿が出ました。
それなりの量といっているのは、膀胱の気化が弱いせいで、トイレに行きたくなってもたいして出ないなんてことが多々あるからです。

この効果を出せるサロンって、そうありませんぞ。
普通に満遍なく足のゾーンを揉んでも、こうはいかないのよ。

2007年02月05日

中国式のリフレクソロジー

台湾ではなく、中国式のリフレクソロジーの「イノセント」というのをネットで探しました。
表参道にあるけれど、いっさい看板などは出ていないとのことで、マンションの名前を一つずつ確認しながら建物の中に入りました。
郵便受けにはイノセントと書いてあったので、一応ほっとしつつ、ブザーを押すと玄関のガラス扉が開かれました。
ごく普通のマンションの一室で、クチコミでやっているところといった雰囲気です。

リビングではネールアートを受けている人が二人、私が通されたのは奥の和室です。
床部分にフローリングカーペットを張っているけれど、壁部分は引き戸になっていたりして、モダンな雰囲気の和室でした。
駅近くなら、看板も出せるし、それを見た客が来ることもあるけれど賃料は高いし、かえって個室に分かれているマンションの方が手をあまり加えずともサロンができるとか、そうかもしれませんね。

店長にやっていただきましたが、中国式を習う前は台湾式を習っていたとかで、強めを希望したら、耐えられないくらいの強さになり、もっと弱くと所望してしまいました。
アプローチがなく、いきなり腎臓エリアにググーット押されたのでは、ひとたまりもありません。
準備段階で、気持ちよいくらいにソフトに全体的に押してから、本番に入ってくれたほうがいいなあ。

大腿部の揉みも入っていたコースにしましたが、アロママッサージをレッグ部分に行っているものでした。
スポーツアロママッサージもメニューに入っているので、90分のコースにすると、それを加えているのです。
リフレクソロジーに大腿部分が入るのは珍しいので選びましたが、リフレクソロジーという観点からすれば、ちょっとおまけで膝上部分までのマッサージで良いような気がしました。
まっ、受けてみてわかったことですが。

店長は、親指の第一関節に二つたこができていて、こういう指をしている人を見つけたら、あっこの人はリフレクソロジストだなと思っちゃうそうです。
キックボクシングやグレーシー柔術もやっているそうで、思わずパンチの打ち方などを教わってしまいました。
親指の使い方なども気軽に教えてくれる、気さくな店長です。


2007年02月02日

ソールトゥーソールはニューヨーク流リフレクソロジー

上智大学の英語科を卒業されて、ヴァーティカル・リフレクソロジー(VRT)の翻訳もされている荻野麻里さんは、表参道でソールトゥーソールというリフレクソロジーのサロンを開いてらっしゃいます。
VRTに非常に興味があったので、うかがって体験してきました。
90分のコースには、ハンドリフレクソロジーも含まれるとあったので(60分にもあるみたいです)、たっぷり施術していただこうと、このコースにしました。

青山学院大学の前の道沿いに面したマンションの一室は、顧客の満足度を考えた彼女のおもてなし空間でした。
欧米式の施術はえてしてソフトなものが多く、台湾や中国に比べると効きがいいのか悪いのか、満足感を持てるのか、いささか半信半疑で出かけた私を見事に裏切ってくれたナイスな所です。

荻野さんが出されたDVDも購入してみましたが、凝りを見つけたときに行うスクレーパー(親指で強く按揉する)が、私の受けた感じでは、第1指か第2指の関節を使っているのでは?と思うくらい、強いものでした。
やはり、そのまま米国のオリジナルを使用したのでは、日本人には受けがあまりよろしくないらしく、日本人向けにかなりアレンジしているとおっしゃっていました。

他の所とは明らかに違うのは、導入部分が比較的長いこと。
でも、この導入部でリラックスして、刺激を受け入れやすくしているように思えました。
それに手技が多彩な印象を受けたのです。
推拿的に考えると、導入部に揉法を、メイン部分では捻法や点法、かつ法などが取り入れられています。

〇〇式といわれているリフレクソロジーの世界、アメリカ式もなかなかのものですぞ。

2007年01月29日

シェークスピアハーブでリフレクソロジー

何気なく、外堀通りを歩いていたとき、英国式のリフレクソロジーをやっているお店を見つけました。
西新橋にあるシェークスピアハーブです。

英国式は、やんわりとした刺激で、私のように痛気持ちいいくらいの刺激を欲している人には向かないのではと、最初のうちは興味を示したりしなかったのですが、何事も経験、経験。
どんな手技なのかは、自分で試してみないと....

そして、どんな感じかを知るためには、眠ってしまってはいけません。
....
しかし、痛い刺激とはほど遠い、ソフトもソフトな手技に、あえなく眠りに陥ってしまったのでした。

やっぱり、英国式リフレクソロジーは、リラックスしたい人が対象です。
お店の人も、眠りにつきたい人たちがやって来るって、言ってましたもの。

リフレクソロジーを世間知らしめたのは、英国式のおかげかもしれませんが、医療技術という点では足反射が病気やその手前の不調に効くと考えている人は、少ないのではないでしょうか。
気持ち良さだけを追求している人たちって、多いですもんね。

2007年01月24日

造顔マッサージって良い感じ

著者については、ご存じの方が多いかも知れません。
テレビに出演されたりしている田中宥久子さんのDVD付きの本です。

以前に出版されていたときは、「7年前の顔になる」というサブタイトルがついていたようですが、今回は、何と、
『10年前の顔になる』
です。

すごいですねえ。
彼女は、100歳になったときの自分が楽しみ、とまでおっしゃってますから、このマッサージの効果をご自身で体感してるんですね。

私めは、DVDを見ながらマッサージをしたのは、まだたったの2回です。
でも、さきほど鏡を見たとき、何だか小顔になっているような気がしました。
それで、いったん立ち去りかけたのに、また戻って鏡を見直してしまいました。
顎のラインが、いつもよりすっきりしているように感じましたので、それで小顔に見えたようです。

これは、いけそうなマッサージです。
期待が高まりますねえ。

どんなマッサージかというと、皮膚に働きかけるのではなく、筋肉に対しての凝りを取って、リフトアップさせるものです。
指の先を使うのではなく、指の先から第二関節ぐらいまで、指全体を使って、筋肉に圧力をかける、そんな手技なのです。
母指球(親指側のふっくらしたところ)を使って、ググーッと筋肉を持ち上げるというのもあります。
一つの動作は、だいたい3回行い、それぞれ11ステップありますが、数分で終了します。

ボディの筋肉をストレッチするだけでなく、顔の筋肉もほぐしてあげなければ、ね。

2007年01月23日

セリブラルセラピー(インディアン・ヘッドマッサージ)

興味のあるもの、何でも試していると思われそう。
自分自身が、おっこれはイケル、と感じるものを探しているんですよね。

だから、人が何といおうと、自分にとってバッチリなら、それも習っちゃおうという気になります。
1回だけ受けて、クライアントを満足させるのは本当にむずかしいことだと思いますが、何か他とは違うと感じるものがなければ、リピーターになったりはしないと思いませんか。

セリブラルとは脳を指すらしく、オイルを使うけれど、タッチそのものはかなりソフト。
深呼吸に合わせて、紫色や藍色を想像する(脳にとって良い色だそうです)ところは、脳を癒すということに主眼をおいているようです。
オイル少量といっても、施術が終わるとポマードを塗った頭のようになります。

インドでは、習慣的に朝、オイルマッサージを頭にするそうですが、その後はシャワーを浴びてるんでしょうか。
あの、ヘアースタイルなら、そのまま状態かな。

人によって感受性が異なるので、受けたい刺激の量は違いますが、私はどちらかといえば「痛気持ち良い」くらいのものが好きなので、ソフトなのはちともの足りません。
もちろん、柔らかい刺激は皮膚に対して、さらに強い刺激は筋肉に対して、もっと強くなれば骨に対して与えることになるので、どこに効かせるのかによって手法が変わるのは当然ですが。

頭は、結構、皮膚がつっぱっていたり、筋肉が凝っていたりする部分。
推拿では、頭に「こん法」をするとき、手背ではなく、四肢関節こん法を使います。(先日の授業まで忘れてましたが。)
肉の柔らかい所ではなく、関節のゴツゴツした部分を使うということは、より強い刺激が頭には必要ということです。

ですから、セリブラルセラピーは頭そのもののマッサージというより、疲れた脳のためのヒーリングマッサージですね。

私が受けたのは、日本セリブラルセラピー協会 認定のセラピストのところで、クオーレという所です。
ご自宅でやっているサロンで、随所にこだわりのインテリアが感じられるところでした。

終わった後、1時間ぐらいの間に2度もトイレに行きたくなったのは、初めての経験でした。
アロマオイルマッサージだからでしょうか。
排泄を促す効果が高いのかしら。

2007年01月21日

どんな水が良い水なの?

ご存じ、骨粗鬆症とはカルシウム分が不足して、骨がスカスカ状態になる病気です。
特に、更年期を過ぎると女性ホルモンが不足してきて、さらにその危険性が増してきます。
そこで、カルシウムを積極的に摂取したくなるところですが、カルシウムは有機的に結合した状態、つまり有機ミネラルの状態の方が無機の状態より人体に吸収しやすいといわれています。

有機ミネラルっていったい何だ、
ということになるのですが、

植物や動物に含まれているカルシウムが有機的に結合されたものです。
無機と有機ってのは、昔、化学の授業で習ったでしょ?
そうです。
有機とはC(炭素)と結合しているもので、一番簡単なものはベンゼン(C6H6)。
いわゆる亀の甲と呼ばれているものです。
有機化合物については、Wikipidiaを参考にしてね。

サプリメントの中には無機だと吸収しにくいので、有機ミネラルの状態のカルシウムだというキャッチフレーズのものもあります。
それは、イースト菌などと結合させているというのですが、そういうものが出てくること自体、健康食品メーカーが無機だと人体に吸収されにくいことを知っているからという逆説的読み方ができます。

ミネラルウォーターの硬度は、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの量に応じて決められます。
ですから、これは無機ミネラルを含んだ水ということになります。

バリバリの硬水について、疑問を呈したページがありますのでそちらもごらんください。

そして、私の別サイト(ペットのページ、最近は更新ご無沙汰)に、以前、水について調べたページもありますので、興味のある方はそちらもどうぞ。


2007年01月17日

台湾式足裏反射・烏来

烏来<br />
銀座の烏来(ウーライ)という台湾式の足裏反射に行ったときのこと。

ある程度の強い揉み方で痛〜いと思うくらいのをやってもらいたくて、偵察がてら行ってみました。
晴海通りに面しているビルにあるだけのことはある、エレベーターを降りると、わりとゴージャスな作りでした。
でも、待合ロビーで喫煙できるようになっており、私が入ったときも喫煙男性が、私が終わって支払いをすませるときも喫煙男性がいて、煙い思いをしました。


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2006年12月20日

足裏マッサージって結構効くかも

先日、父と母に足裏マッサージをしてさしあげました。
高齢になると、加齢とともにあちこち体の不具合が出てきます。
そして、当然のごとく痛い場所が多くて、両者とも「痛い〜」。
声を発しなくても、足がどんどん逃げていく。
フフ、人が痛がってるのって、結構快感、です。

もみ返しや、鍼返しがなく副作用がないと言われている足裏反射、痛くとも後は足が軽くなるし、暖かくなります。
私が現在勉強しているのは、ドイツ式メインですが、親指が90度に屈曲するので爪が当たってチクチクすることがあります。
でも、馴れて来ると、これが結構気持ちよかったりして。

外反母趾の母は甲状腺の具合がよろしくありません。
案の定、甲状腺ゾーンでは、足をひっこめて「痛いー、もうやめてよー」。
「まあまあ、後が軽くなるし、最初は痛くても2度3度同じところをマッサージすると、痛くなくなるよ〜。」

不思議ですねえ、本当に2回目からは最初ほどは痛くなくなるんです。
先生曰く、「生徒さんがお母さんに膀胱ゾーンを毎日刺激してあげていたら、膀胱炎が治ったと聞いてます。」
毎日のように足裏マッサージをしていると、足裏がふかふか柔らかくなって冷え性も改善していく気がしますね(私のことです)。

昔、台湾で初めて足裏マッサージをしてもらったときに感じたことですが、病気の診断の補助に使えます。
痛いところ、すべて体の具合が悪いところとはいえないとしても、何らかの体の不具合が足に現れていることは確かです。

ですから、父にしてあげるときには、最初から痛いと言いそうなところがわかっていました。
けれど、私も忘れていたのですが、左側の小指をマッサージしていたとき、それまでは声に出してまで痛いといわなかった父が、「痛いよ!」と語気荒く言ったのです。
「あれ、パパの悪い方の耳は、左の耳だっけ?」
「そうよ」と、母。

おもしろいですねえ。
以前は、人の足を触る職業なんて、何となく下賤な者のやること的な見方もしていましたが、これは整体より楽しいかもしれません。

2006年12月18日

膝痛になったとき

女性は、男性より膝関節の稼働域が広いので、男性より膝関節炎になりやすいといわれています。

先日、母と話をしていて、母の姉が膝痛でマッサージに通っているという話を聞きました。
何年か前に私も膝痛になったことがあります。

駅の階段は、上がるときより降りるときのほうが、膝に付加がかかるので、とっても痛い。
だけれど、上りのエスカレーターがあっても下りのエスカレーターのない駅が多いこと。
何のためのエスカレーターなんだか、恨めしく思ったものです。

整形外科に行っても、手術するほどではないし、まだそんな年寄りではない、などと物騒なことしかいわないし、仕方がないのでグルコサミンなど痛みを緩和してくれそうなサプリメントに走りました。

さて、現在はどうなのか。
階段を降りるときに、ときどき膝に違和感を感じることはありますが、ただ一つのことを除いては他に何もしていません。
それは、歩き方を変えたことです。

母にその話をすると、母はすぐにあの例のウォーキング方法だと察しがついたようです。
そう、デューク更家さんのモデル歩きです。
一直線に、膝をまっすぐにして歩く、あの歩き方。
でも、この歩き方、習得するのが大変なんですよね。
いまだに、完璧とはいいがたい、なぜって自己流でやってるせいもあるかも。

彼のビデオを買って、くいいるように見たのですが、肝心の基本のウォーキングの方法は、ほんのちょっぴりの時間しかさいていませんでした。
後は、その応用だけ。
ですから、試行錯誤でまっすぐ歩くためには腰を回転させなければならないのかとか、ひねる必要があるのかとか悩みました。

そこに、谷川真理さんの記事を発見しました。
階段を上るときは、骨盤で上るようにするとよい、とありました。
骨盤だけが、階段を上っている様子を想像してみてください。
後は、足全体がそれについていけば良いのです。
平地をあるくときも、しかり。

モデルのようにスイスイかっこよく歩けないけれど、膝痛の恐怖からは逃れられた私。
後は、膝に付加がかからないように、あと数kg痩せれば完璧。

2006年11月24日

足裏反射もいろいろあります

足の反射療法のルーツは、インドや中国にあるとされています。
古くは、黄帝内経の足心篇に脚底按摩として記述されているそうですが、現代語訳版として出版されている黄帝内経の中には、足心篇なる篇はありません。
が、ネットで検索すると、100件ぐらいヒットしますので、中国にはあるのでしょうか。

あの有名な医者である華陀は、「華陀秘笈」の中で足心道について語っているそうですが、この書物が現存するものなのか、他の書物に引用されているものなのかはわかりません。
なぜなら、名医華陀は権力者の怒りをかってしまったために、処刑されてしまい、牢獄にいるときに著した書物を牢番にたくそうとしたけれど、巻き添えになるのを恐れた牢番が拒否したため、やむなく華陀の著作は煙になってしまったと中医学の歴史本には書いてあるからです。

足裏反射は、経絡とは別の中医学の理論なのです。
西洋医学の反射とも違います(例:膝蓋腱反射)。
体の一部分に、体全体が投影されているという理論に基づいているので、その投影する部分を刺激すると、内臓なり肩などの不快な症状がとれるということなのです。

この理論は、中医学の他の部分にも応用されています。
たとえば、
三部九候診は、手首の9箇所の脈を探ることによって五臓の調子がわかりますし、
舌は、五臓の状態を反映し、
耳は、胎児の形にあてはめられ、それぞれのツボを刺激することによって体の不調を改善することができます。

足や手もそれと同じ原理なのです。
足のある部分に傷があったりして刺激を加えられないようなときは、足と対応する手の部分に刺激を加えることによって代替的な治療を施すことができます。

中国が足裏反射の源流なのだとしたら、なぜ発達しなかったのか。
それは、纏足などが行われていた封建社会では、足に治療するという行為がすたれてしまったから。
だから、逆に、欧米の方がその反射理論を追求し、科学的に解明しようとしているようです。

その波及のおかげで、中国でも足底按摩が見直されているようですが、中国の足のゾーンはドイツ式(マルカート女史のもの)に比べると細かくないのだそうです。(私自身は見比べていませんが、先生がおっしゃるには)

ドイツ式は、腹腔神経叢(ちょうど湧泉穴のあたりなんですよね)を重要視しますが、中国式は腎臓、膀胱といった排泄部分を重要視するとか、ドイツ式は指の末節をカクカク前進させていくけれど、中国式は推拿の技法をいろいろ使うとか、違いはいろいろあります。
それに、英国式(こちらは、爪が立たないように指の末節に力を入れて押すようです)や、台湾式も加わって、足裏反射は花盛り状態ですね。

個人的には、台湾式の強い手技で、施術してもらっているときは痛いけれど、終わると足がと〜っても軽く感じるという方が好みですねえ。(理論は、ドイツ式がいいかな)

2006年11月03日

マヌカオイルを試したけれど

マヌカオイルこの記事は、「口唇ヘルペスには黄連?」にコメントをいただく前に試したものです。
口唇ヘルペスに、しばらくおさらばできそうなコメントだったので、最終的にはそれに頼ろうと思ってます。
コメントありがとうございます。

さて、黄連の次に試したマヌカオイルですが、コンビタ社のものでスウィートアーモンドオイルの中に10%マヌカオイルが入っていました。
マヌカの葉をお茶にして飲んだということから、別名ティートリーとも呼ばれているそうですが、アロマエッセンスとして知られているティートリーとは学名が違うので、全く植物としては別のもののようです。

マヌカハニーは、ピロリ菌に有効といわれ、母も私もどんな味なのかと興味津々で買ってきたことがありますが、何だか薬臭くておいしくない、体に良いといわれなければ、積極的にいただきたいとは思いませんでした。
そして、オイルもまたしかり、ティートリーとはちょっと違う匂いだけれど、何だかやっぱり薬くさい匂い。

しかし、これなら、効くかも、と期待しつつ塗ること2〜3回。
最初は、ちょっと良いかも、的でしたが、翌日になると、多少炎症は抑えられるけれど、やっぱりダメ。
見事、撃沈、でした。

ただ、人によっては100%のマヌカオイルを試した方もいらっしゃるようなので、濃度を上げれば効きそうな気もするのです。
それでも、ハードな日常をつつがなくこなすには、悠長にいろいろ試している暇がない。
オイル濃度を上げて試された方がいたら、教えてくださいませ。

私は、次なる手を。
細辛(さいしん)の粉末に黄連の汁(生黄連は手に入らないので、煎じ汁で代用しようと思います)。
これで、ダメなら、いただいたコメントで最終手段を講じることにします。

2006年10月29日

運動は最高の療法ですよね

先頃、健康保健組合から届いた冊子を読んでいて、厚生労働省が出した運動基準にようやく気づきました。
週に23エクササイズをというものですが、23エクササイズなんてかなり大変だということがわかり愕然としました(その冊子を見るかぎりでは)。
週末には、ごくごく最近は、テニス2時間とエアロビクス2時間をこなしていますが、毎日階段の昇り降りも加えないと、とてもその基準を達成できません。

夫は、駅までの道のり往復20分歩いているので、毎日1エクササイズは実行していますが、なんせ私は50ccバイクで駅まで行く身。
たまにしか乗らないとバイクのバッテリーが上がってしまうので、毎日少しずつでも乗って充電するためと言い訳しながら、もちろん楽してます。

おかげで、食べる量に比べると体に蓄積される量の方が多く、胴回りが肥満ぎみ。
これでは、メタボリックシンドロームを地で行っているようなもの。
楽していては、とても痩せられないと、奮起することにしました。

しかし、「健康づくりのための運動基準2006」によると、エアロビクス2時間では12、テニス2時間なら12なので、毎週きっちりこれらを行えば、24エクササイズではありませんか。
なあんだ、きっちりこれらをこなせば簡単にクリアーできる。

いやいや、体力維持のためにも、駅の階段の昇り降りは実行、実行。
さて、会社の階段はどうするか、10階までの昇り降りなんて非効率的だけど。

1エクササイズに相当する運動の例
活動内容 時間(分)
ボーリング、バレーボール、フリスビー、ウェイトトレーニング(軽・中強度) 20
速歩、体操(ラジオ体操)、ゴルフ(カートを使って)、卓球、バドミントン、アクアビクス、太極拳 15
軽いジョギング、ウェイトトレーニング(高強度)、ジャズダンス、エアロビクス、バスケットボール、水泳(ゆっくり)、サッカー、テニス、スキー、スケート 10
ランニング、水泳、柔道、空手 7〜8

1エクササイズに相当する生活活動の例

活動内容 時間(分)
普通歩行、床掃除、荷物の積み下ろし、子供の世話、洗車 20
速歩、自転車、介護、庭仕事、子供と遊ぶ(歩く、走る/中強度) 15
芝刈り(電動芝刈機を使って歩きながら)、家具の移動、階段の昇り降り、雪かき 10
重い荷物を運ぶ 7〜8

2006年10月05日

ビクラムヨガ(ホットヨガ)

現地インドの環境に近づけ、室温40度、湿度55%に設定したフロアで行うヨガに行ってまいりました。
今日はたまたま時間が空いていたのですが、普段はそのスタジオのスケジュールだと私が行けない時間帯ばかりだったので、最初から入会するつもりのない体験ヨガでした。

創始者ビクラム氏によると、この室温40度というのは人間が一番筋肉をストレッチしやすい温度なんだとか。
確かに、最初フロアに入ったときから汗がたらーっと出てきて、暑すぎるのではないかと感じたのですが、90分が終わって屍のポーズになるころには、空調の風が涼しく感じられるほどでしたので、暑すぎる設定とは思いませんでした。

私は、何もしないでじっとしていると、すぐ冷えてしまいますが、体を動かすとすぐ汗が出てくる体になっているので、汗が出ると体は冷えて、40度が暑すぎるとはいえなくなるのです。
サウナのほうがよっぽど暑い、まあサウナは90度以上ですから、当然といえば当然。
暑さに強い、もしくは運動慣れしている人にとっては、何の問題もない温度といえるでしょう。

90分のレッスン中厳選された26のポーズ(世界60か国で著作権を取っているそうです)を行うというので、かなり楽しみにしていたのですが(バリエーションが多いと思ったのです)、ハッと気づくとスタジオの後ろに貼ってある写真の25番目になっており、あら、後一つでおしまいだわ、となりました。

前半は立ちポーズ、後半は寝て行うものでしたが、何だか偏っていて、満遍なくいろいろな筋肉が伸ばされ普段使わない筋肉の可動性を増したいという目的にはそぐわないような気がしました。
ポーズの名前がわからないものもあるので、わかるものだけご紹介します。

英雄、鷲、ピラミッド、弓引き、三角、山、爪先立ち、ねじり、割り座、伸びた足、広げた足、コブラ、うさぎ、バッタ、背中を伸ばす、赤ちゃん、弓、膝と頭をつける、マハームドラ(口と肛門を締めて足を伸ばす)、などでした。

鋤、肩立ち、鰐、猫、ライオン、橋、手枕、鷺、魚、アーチ、鶴、V、蜘蛛、弓矢、太陽礼拝、鳩、合蹠、後ろ合掌、蛙、小人、猿、などはありませんでした。
ですから、この決められた26のポーズだけを毎回やり続けるのはあまり楽しくないなあと感じたのです。

そして、先生に相対して寝ながらのポーズをするのですが、それを終えるたびに反対側を向いて毎回シャバーサナ(屍のポーズ)を20〜30秒ぐらい行い、その後両手を上に伸ばして息を吸い、激しく息を2回口から吐いて起き上がらなければならず、そして180度また回転して先生に相対しなければなりません。

ゆっくりした動作が好みの私には、到底リラックスして楽しめるものではありませんでした。
冷房の入ったスタジオは嫌いなので、暑いのは全然かまわないのですが、気持ちよくリラックスできないのが残念でした。

セレブに愛されていて、生徒さんの中には、マドンナ、クインシー・ジョーンズ、ブルック・シールズ、キャンディス・バーゲン、シャーリー・マクレーン・ニクソン元大統領などがいるということでしたが。

2006年10月04日

ヨーガと操体法とパワーヨガ

タイトルの三つですが、つなげて1日で全部やってみました。

セミナーなどで、座る姿勢が多く、どうにも右側の肩甲骨の下の肩甲下筋と肩甲骨が癒着していて、肩甲骨に隙間がない状態がさらにひどくなってきたからです。
これがひどくなると、吐き気のような感覚まで起きてきて、これはまずい。

こういう筋肉の張った状態を薬膳で治すのは無理、しかし舒筋効果のある鍼やマッサージは自分でケアできない場所です。
こういうときは、一人でできるヨーガが最高。
それで、冷房病以来、裸足になると冷えるので、敬遠していたヨーガのクラスに行く気になったのでした。

プログラムを見ると、次の時間に操体法があり、さらにその次の時間にはパワーヨガまである日でした。
ヨーガでは呼吸法とリラックスを、操体法では気持の良いストレッチを、パワーヨガは....これってダイエット?

パワーヨガは立ちポーズが多く、動作が連続していて、、、、でも、この動作の連続は早過ぎるんじゃないの?

ポーズをキープする時間が少な過ぎるというのが、私の結論です。
私のパワーヨガに対して持っていたイメージは、ゆっくりした動作だけれどマニアックなアーサナが多い、というものでした。

見事に覆されたレッスンは、途中で放棄して出て行こうかと思ったくらいです。
中にはダースベーダーが2〜3人おり、吐くのに口から行うため、シューシューうるさくて自分の中に集中なんてとてもできません。
でも、レッスンしている人たちは多かった。
これは、新陳代謝を活発にするダイエット目的と見ましたね。

後で、ネットで調べてみると、鼻から吸って鼻から出す呼吸法で、ゆっくりした動作で、太陽礼拝のポーズなどは4.5秒ずつキープするという記載もありました。
ほら、やっぱり、もっとゆっくり行うのがヨーガじゃないの。

さらに調べていたら、ホットヨガの体験レッスンなんぞを見つけました。
サウナ状態でヨーガをするなんて、本来の瞑想にはほど遠いと思っていたのですが、興味を持ってしまいました。
ビクラムヨガ(ホットヨガ)のページでは、暑いインドの気候とはほど遠い寒い日本の気候の中でレッスンをしていると筋肉が硬くて思うように体が動かない、そこで室内を暖めてから行った結果、良い効果が得られたとのこと。
う〜ん、そういうふうに説明されると、何だか納得。
気温も40度だというし、ビバリーヒルズセレブに愛好者が多いというのも、体験してみる価値ありかも、と体験予約してしまいました。

2006年08月21日

炭健体(使い捨てカイロの代わりに)

足の裏を温められるというので、炭健体というグッズを仕入れました。
暑いはずの夏に、なんで冷房対策グッズをいろいろ買い込まなければならないのか、冷え冷えになっている我が体が恨めしい。

しかし、そうはいっても、巷で冷え性のための商品が夏に売られていること自体ニーズがあるということ、冷えで悩んでいる人は結構多いとお見受けしましたよ。

さて、この炭健体というグッズ、ソラマメのような形をしていて土踏まずのところに当てて靴下を履きます。
すると、カイロのように熱くはなりすぎず、人間の熱によって遠赤外線が発生するというしろものです。
小さいので、土踏まずに当てていてもあまりじゃまにならないし、ホニャホニャ温かくなって結構気持がいい。

低温やけどの心配はないけれど、カイロほどの熱は発生しないので、腓腹筋(ふくらはぎ)や大腿(もも)近辺の寒けには対応できません。
(風寒が、ジャンジャン上から降ってくる地下鉄では、ももが寒かった。)
圧倒的な熱エネルギーで他の部分もカバーするのか(この場合やけどしそう)、じわじわと温めてとりあえず軽減するのか、用途に応じて選ぶということでしょうか。

やさしく手洗いすると長持ちするそうです。
興味を持った方は、store-mix.com をごらんくださいませ。

2006年08月09日

ツボの位置って、中国と日本では違うの

何げに「兪穴学」の本を見ていて、ハッと気づきました。
太陰脾経のツボである
府舎(ふしゃ)」「腹結(ふっけつ)」「大横(だいおう)」「腹哀(ふくあい)

が、体の中心線から4寸になっています。
はて、3寸5分では?

調べてみると、日本では3寸5分、中国標準では4寸なのだとか。
中国語で書かれているツボの位置を計算すると、3寸5分になるんですけどね。

計算といっているのは、腹哀穴の位置が日月穴の下となっており、日月穴期門穴の下で、期門穴でやっと左右の表記あり、不容穴から1寸5分、そして不容穴は体の中心から2寸とあるからです。
何で4寸が標準になったんでしょう。

期門穴も、日本では「第9肋軟骨付着部下際」に対し、中国標準では「第6肋間で前正中線の外方4寸」です。
期門穴は肝経の募穴である要穴なので、第6の方が肝臓の位置を考えると効きそうな気がします。
古典を検証していると、変更した方がよいことが多々出てくるのでしょうか。

漢方も、元々は中国から伝来したものですが、現在では中医学の考え方と異なる部分もいろいろあります。
たとえば、虚実の考え方など、漢方では虚は虚弱体質のようにいわれますが、中医学では虚とは気が不足している状態をさし、実とは正気が邪気と戦って負けている状態をいいます。

最初は中国から伝わっていますが、それぞれ進んでいく過程では異なる部分も出てくる。
とはいえ、ツボの位置が違うなんて、整合性をとってほしいわ。

中医学を学ぶ者としては、中国標準にせざるをえないので、経穴データベースの作り直しです。

2006年07月27日

脳の体内時計、内臓の体内時計

昨夜の「ためしてガッテン」は、読者からの投稿についてガッテンが再度検証した結果という内容でした。
その中で、えらく朝方になっている人の体内時計の話は、とてもおもしろいものでした。

その方は、夜7時には寝てしまい、朝は4時半頃に起きるというものでした。
普通に聞いていたら、朝にスライドしているだけなんだから、問題なさそう。
ところが、1日のうちに体温が上がるカーブが、その方は一般の人よりゆるやかで、外に出かけることはなく家の中でいつもすごしているといいます。
活動的になる昼間は、人間の体温は高いので、あまり体温が上昇しないことが外出したくないという結果につながっているようでした。

そこで、昼食後に30分の軽い昼寝をするということを2週間続けてみると、「自然と外に行きたくなった」と、スーパーに買い物にいく姿が映し出されました。
そして、以前は4時半にはお風呂に入って5時に夕食7時就寝の生活だったのが、奥様といっしょに7時半に夕食を食べられるようになったということでした。

朝方にスライドしていても、体温がきちんと上昇していれば問題はないそうですが、よくある夜型の場合に体内時計をリセットする方法も紹介されていました(前回放送したそうです)。

もし、夜の12時なんぞに夕食を食べると、胃にある体内時計が働きだし、他の内臓の体内時計たちを起こしてしまう。
脳は夜だから寝ましょうといっているのに、他の時計たちが働きだしてコントロールできない状態になるんですって。

そこで、体内時計をリセットする方法は、
朝、光を浴びると脳にある体内時計(これが他の内臓の体内時計をコントロールしている)が、朝だぞー、と他の体内時計に起きろーと指令を出します。
そこで、朝起きたら1時間以内に朝食を食べると、内臓の時計も働きだし、朝だー朝だーということになるらしい。
「脳の時計と内臓の時計を合わせる」、これが肝心です。

このリセット方法を試した方が紹介されていましたが、「何だか若返ったようだ」と言っていたのが印象的でした。
質の良い眠りを確保できるって大事ですねえ。
中医学的にいうと、夜は『腎』の時間、『気』を腎にしっかり蓄えるには、睡眠はとても重要なこと。
いろいろな中国人の先生方は、夜は12時前には寝ましょう、と、よくおっしゃいます。

2006年06月24日

『君臣佐使』は方剤だけではない

方剤(漢方薬)の組成は、

『君臣佐使(くんしんさし)』

ということばで表現されます。

君主、大臣、地方長官、庶民にたとえた、それぞれの薬の役割がその方剤の内容を決めているのです。
でも、この『君臣佐使』は、方剤に限って使われていることばではありません。

鍼灸処方においても、主穴(君穴、臣穴)に佐穴、使穴をプラスして配穴されます。

病を主る之を君と為し、君を佐く之を臣と為し、臣に応ず之を使と為す。
「素問・至真要大論篇」

よく見ると、この文章、薬について限定しているわけではないですね。

鍼灸配穴の例として、
処方名:醒脳開竅方
組成:主穴−内関(双)人中三陰交(患部)
    配穴−極泉(患部)、尺沢(患部)、委中(患部)
効能:醒脳開竅、補益肝腎、疏通経絡
主治:中風
解説:内関−養心安神、疏通気血
    人中−調督脈、開竅健脳安神
    三陰交−補腎滋陰(熄風)、養脳填髄
    極泉・尺沢・委中と配すると−開竅醒神通絡

どうです。
方剤も配穴も同じようでしょ。
みんな、同じ古典から引用しているのが、中医学のおもしろいところですね。

2006年06月12日

陽経の五兪穴

5月25日の五兪穴の陰陽で、なぜ陽経の方が木火土金水ではなく、金水木火土になるのかわからないと書いたのですが、それに対する答がわかりました。

金は木を克する関係、『陽は陰をコントロールする』からという説明を鍼灸機理の先生から聞きました。
なるほどね、水は火を克し、木は土を克し、でずっとつながっています。

この理論は、難経六十四難の

是剛柔之事也.
陰井乙木.陽井庚金.
陽井庚.庚者乙之剛也.
陰井乙.乙者庚之柔也.
乙爲木.故言陰.井木也.
庚爲金.故言陽.井金也.
餘皆倣此.

が元になっているようですが、乙木とか庚金とか、十干で説明されると、私などはかえってわかりません。

甲(きのえね) 乙(きのと) 丙(ひのえ) 丁(ひのと) 戊(つちのえ) 己(つちのと) 庚(かのえ) 辛(かのと) 壬(みずのえ) 癸(みずのと)

十干が五行に配当されていて、それぞれ陽木、陰木、陽火、陰火...とあり、だから陰経の井穴は乙木、陽経の井穴は庚金というようです。

こうなってくると、そのうち、易も学びたくなりますね。
はからずも、6月3日のチャングムでは、「易経を学んだ方がよい」と言われていましたね。

2006年05月25日

五兪穴(井栄兪経合)の陰陽

体の中の経穴(ツボ)には、肘から下、膝から下の部分に五行にたとえた重要なツボ、五兪穴があります。 それは、末端からそれぞれ井穴、栄穴、兪穴、経穴、合穴と呼ばれています。

中国の古典である「難経」六十八難には、それぞれの経穴を水の流れにたとえています。

所出為井。所流為栄。所注為兪。所行為経。所入為合。

井穴は気が出るところ、栄穴は流れていくところ、兪穴は注ぐところ、合穴は気が入るところ、とあり、さらに、それぞれの穴はどんな症状のときに使うかを示しています。

井主心下滿。栄主身熱。兪主体重節痛。経主喘咳寒熱。合主逆気而泄。

これらの井栄兪経合の各穴は、五臓六腑に対応しており、陰に属する臓は、それぞれ肝(木)・心(火)・脾(土)・肺(金)・腎(水)の順に対応していますが、陽である腑はそれぞれの臓との表裏関係ではなく、大腸(金)・膀胱(水)・胆(木)・小腸(火)・胃(土)の順に対応しているんです。

表にすると、

五兪穴 井穴 栄穴 兪穴 経穴 合穴
陰経 肝(木) 心(火) 脾(土) 肺(金) 腎(水)
陽経 大腸(金) 膀胱(水) 胆(木) 小腸(火) 胃(土)
となります。

陰経でいうと、春には木の肝経の井穴を、夏には火の心経の栄穴を治療するとよいという記述もあり、たとえば、春はイライラ肝気が上りやすい時期なので、肝陽が上亢しているときは指先の井穴(肝経は足の親指にある大敦穴)から点刺させて血をちょっと出すと肝気がおさまるといわれています。
井穴は気が出るところ、合穴は気が深く体内に入るところで腎にたとえられています。
腎は体内の奥深くに気を収蔵する場所。

陰経の場合は、季節と臓と井栄兪経合の対応がぴったりだと思えますが、はたして陽経の場合は?
なぜ、金水木火土の順に変わるの?

どなたか、おわかりになる方、教えてください。

2006年05月22日

気を巡らす

気が滞ったら、薬膳では、気を巡らす食べ物を取ります。
香りがあるもの(ハーブ類)や柑橘類、気を下に降ろす大根や蕪やニンジン、気を巡らせられるピーマンや苺など.....

手っとり早くハーブティーなんぞ、お好きな方にはリフレッシュされて、とっても良いと思います。

けどね、ここのところ感じるのは、
気滞なら、食べ物も良いけれど、直接気を動かした方が効きがいいのじゃないか、ってこと。

気功体操をしていると、自分自信の『気』を動かすのには、とても効果的な気がして。
両手に抱えたポールのような『気』を上げたり下げたり、自分の体の中に通したり。

気は運動エネルギーだから、留まっていると、いろいろ体のなかでは不都合なことが起きます。
イライラ、憂鬱が高じて『火』に変化したりもします。

『気』という目には見えないけれど、確実にそこにあるものを理解できると、また違った世界が開けるのでしょうね。

2006年05月15日

眠りの質が変わりました

土曜日は、久しぶりに薬膳の研究科がありました。
私がシルバメソッドのセミナーに行ったのを知っている友だちが、
「どうだったあ。」

「眠りの質が変わったわよ。
脳がグルグル活動状態が続くんじゃなくて、すぐ眠りにつけるようになった。
だから、睡眠時間が少なくても大丈夫。」

「疲れてるだけなんじゃないのー。」

ハハハ、そうともいえるかもしれない。
ウィークデイがハードだから、疲れてることは疲れてる。
この日も、本当は前回のセミナーが、先生の都合で繰り上げになり、午前中に開催されていたのでした。
私は、のこのこ午後のみ参加。

精神と肉体のバランスがとれないと、体を動かしたくなるじゃありませんか。
午前中のセミナーに出るより、自分の体のバランスをとるのに忙しかったということです。
中医学はバランスを一番重要視しますからね。

なかなか寝つかれないなんてときには、すでに布団に入っているわけで、そんなときに薬膳なんて言ってられません。
夜遅く、ご飯食べるなんてもってのほかだし、第一食後なら、さらに食べることなんてできません。
真珠入りスープぐらいは、入るのでは?

ノンノン、脳をリラックスするシルバメソッドの一テクを使えば、あっと言う間に眠りの世界へ。
どんなテクかって?
カウントダウンしていく方法とだけいっておきましょう。
これは、出し惜しみしているのではありませんよ。

情報を口外してはいけないのかなと思える書類にサインしたからです。
興味を持った方がいらしたら、シルバメソッド八王子のページをごらんくださいませ。

2006年05月08日

シルバメソッド

リラックスした集中を生み出すトレーニング法として知られているシルバメソッド。
そのキャッチコピーに、「冷え性克服」。
ん、そんな馬鹿な。
脳がリラックスするだけで、冷え性が治るのか、はなはだ疑問。

というわけで、記憶力も良くしたいけれど、「冷え性」に釣られて、受講してまいりました。
ゴールデンウィーク中、3日間も1日中セミナー室にいるのみ。
外は、からりと晴れて気持よい天気でしたね。

確かに、脳波がアルファ波の状態になると手がジンジン、ポカポカしてきて、この温かさを下に降ろせれば下半身の冷えも取れそうな気がしてきました。
しかし、極度の下半身冷えの私は、気が途中で詰まっているらしく、おまけに覚醒していないときは半分眠っている状態。

まあ、アルファ波状態になったかどうか、本人しかわからないといわれればそれまでですが、半分眠っているということは、逆にアルファ波状態になっていると確信したのです。
この辺は、本人の思い込みが大切です。
リラックスすれば、血流もよくなって温かくなる、緊張していると血管も収縮して冷えるという論理です。

よく「やる気が出ない」とか、本人が「その気になっていない」とかいうじゃありませんか。
自分自身に、思い込みというか、暗示というか、プラスの思考を授けることが、何かをなすときには重要でしょ。

そうそう、行ったって出るわけでもないのに、神経的に毎朝駅のトイレに立ち寄ってから出勤していた私。
今朝は、家のトイレを出るときに、なんとなく、
『今日は駅のトイレに寄らなくても精神的に大丈夫っ』
ていう思いが心の中に浮かびました。
トイレの前にやってきても(階段を降りると目の前がトイレのため)、入らずにはおれない誘惑も起きず、無事通り過ぎることができましたよ。

2006年04月26日

不眠に効くサルワーンガアーサナ(肩立ちのポーズ)

床についても、脳がお休み状態にならずに、なかなか寝つかれない。
そんなときは、ヨーガの肩立ちのポーズです。

B.K.S.アイアンガー著の「ハタヨガの真髄」によると、
古代の人が残してくれた最高の贈り物のアーサナが、この肩立ちのポーズだそうです。

立つことによって下垂してきた内臓を、無理なく引上げ、甲状腺や副甲状腺を刺激し、顎をひくことにより脳への血流をコントロールするので頭痛もなおり、泌尿器の疾患にも効果があるとか。
このポーズを経絡的に説明したいところですが、よくわかりません。
膀胱経は刺激されていると思うんですけど、そんなもんじゃなく、全身に効いているような気もするし。

非常に多くの疾病に対して有効なこのアーサナですが、その中でも、私が注目しているのは「不眠」に対する効果です。

肉体と脳の活動のバランスがとれずに、なぜか寝つけないときには、最近はもっぱらこの肩立ちのポーズをとり、鋤のポーズ、そして割座をしてから、お休みなさい、です。
しかし、体重増加とともに、自らの体を持ち上げ、さらに腕で支えるという行為はきつく、いいとこ2〜3分でダウンです。

これが楽々できるようになったら、体の調子も整うんでしょうね。

どんなポーズかは、下記のサイトをご参考に。

stretch-yoga.jp/kihon/kihon01.html
www.kikyou.sakura.ne.jp/~yoga/pose/aomuki.htm

2006年03月16日

「有機ゲルマニウム+バラエキス」の入浴剤

くすみをふせぐバラエキス配合と書かれた有機ゲルマローズ入浴剤が、スーパーにありました。
バラの香りのする浴剤かと思い、配合をみてみると漢方薬なんぞも入っていて、ちょっと試してみたくなる内容でした。

お試しに一袋のみ購入し、湯船に投入してみると、ザザーッとお湯に吸い込まれていくときから、どピンクの粉末がこぼれ落ち、お湯はピンク、ピンクに染まったのでした。
アチャー、いかん、すっごい匂い。
もっと、ほのかに匂う程度ならいいのに、これでもかこれでもかという人口香料独特の匂いがたちこめ....

ハ〜、間違えた、買ってくるべきではなかった、一袋だけでよかった。

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2006年01月08日

よもぎ蒸し

1年ぐらい、スポーツクラブには会費を払うのみでほとんど通っていませんでした。
これでは、もったいないこと甚だしい。
今年からは、一念発起して心がけてスポーツをすることにしました。

しかし、毎週テニスだけは続けていたとはいえ、エアロビクスもヨーガもアクアエクササイズも全然やっていません。そこで、本日はピラティスとよもぎ蒸しをすることにしました(スポーツクラブの中にあるのです)。

かなり以前から韓国エステでよもぎ蒸しをやっているのは知っていましたが、経験したことはなく、経験者に聞くと「結構気持ち良いわよ」とのこと。
よもぎ蒸しをする気になったのは、中医学を勉強しているのだから、よもぎの効能は知っているし、実体験する価値があると思いたったからです。

「よもぎ蒸し」なることばも聞いたことのない方に簡単にご説明しますと、
丸く穴の開いた椅子に座って、下からよもぎや生薬の入った蒸気を当てるのですが、蒸気が逃げないように裸の体をすっぽり包むマントを被ります。

マントの中は素っ裸ですので、椅子に座ったとたんに
私「アッツーイんですけど」
お店の方「穴の後ろの方に座って、暑さを調節してください。足を椅子の上にかかえて座られても良いですよ。」

ほんと、へたに穴の真中に座ったりすると、火傷しそうなほど熱い。
しかし、お灸も熱の効果でもぐさの成分を皮膚に浸透させるもの、お灸とは違うとはいっても熱による浸透ということは同じはず。
堪えうる限りは近づいて、入ること40分。
私は人と比較すると、とんでもなくすぐ冷えてしまいトイレが非常に近い体質、膀胱は実際かなり冷えていて気化が弱い。
そのせいか、だらだらたくさんの汗が出るというほどではなく、その点ではちょっと物足りない気がしました。
室内の温度をもっと上げてくれてもいいくらいでした。

ところが、終わってシャワーを浴びようとするとき、 『何なのこれは!』

下半身の皮膚が粘膜に向かって吸い込まれているような感覚です。
それは、ちょっとした驚き!!

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