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2006年10月29日

運動は最高の療法ですよね

先頃、健康保健組合から届いた冊子を読んでいて、厚生労働省が出した運動基準にようやく気づきました。
週に23エクササイズをというものですが、23エクササイズなんてかなり大変だということがわかり愕然としました(その冊子を見るかぎりでは)。
週末には、ごくごく最近は、テニス2時間とエアロビクス2時間をこなしていますが、毎日階段の昇り降りも加えないと、とてもその基準を達成できません。

夫は、駅までの道のり往復20分歩いているので、毎日1エクササイズは実行していますが、なんせ私は50ccバイクで駅まで行く身。
たまにしか乗らないとバイクのバッテリーが上がってしまうので、毎日少しずつでも乗って充電するためと言い訳しながら、もちろん楽してます。

おかげで、食べる量に比べると体に蓄積される量の方が多く、胴回りが肥満ぎみ。
これでは、メタボリックシンドロームを地で行っているようなもの。
楽していては、とても痩せられないと、奮起することにしました。

しかし、「健康づくりのための運動基準2006」によると、エアロビクス2時間では12、テニス2時間なら12なので、毎週きっちりこれらを行えば、24エクササイズではありませんか。
なあんだ、きっちりこれらをこなせば簡単にクリアーできる。

いやいや、体力維持のためにも、駅の階段の昇り降りは実行、実行。
さて、会社の階段はどうするか、10階までの昇り降りなんて非効率的だけど。

1エクササイズに相当する運動の例
活動内容 時間(分)
ボーリング、バレーボール、フリスビー、ウェイトトレーニング(軽・中強度) 20
速歩、体操(ラジオ体操)、ゴルフ(カートを使って)、卓球、バドミントン、アクアビクス、太極拳 15
軽いジョギング、ウェイトトレーニング(高強度)、ジャズダンス、エアロビクス、バスケットボール、水泳(ゆっくり)、サッカー、テニス、スキー、スケート 10
ランニング、水泳、柔道、空手 7〜8

1エクササイズに相当する生活活動の例

活動内容 時間(分)
普通歩行、床掃除、荷物の積み下ろし、子供の世話、洗車 20
速歩、自転車、介護、庭仕事、子供と遊ぶ(歩く、走る/中強度) 15
芝刈り(電動芝刈機を使って歩きながら)、家具の移動、階段の昇り降り、雪かき 10
重い荷物を運ぶ 7〜8

2006年10月25日

小建中湯茶

小建中湯茶材料小建中湯茶以前、研究科で紹介された古きレシピの中に、小建中パンなるものがありました。
隣の席からは、「まずそう」の声が聞こえてきましたが、私はちょっと作る気になり、まずはお茶の状態で試してみることにしました。

結果は、見事玉砕、です。
薬だと思えば、飲めないこともないけれど、何といっても私の大嫌いな甘草入り。
舌にからみつく執拗な甘さったらない。
こんなものをパンにしたら、いったい.....

レシピは、小建中湯の配合のまま、1リットルの水で煎じました。
飴糖(いとう)は、麦芽糖でオーケーとの先生の言葉通り、麦芽糖で、桂枝は家にはないので肉桂を使いました。
しかし、こんなの1リットルも作っていったいどうするの?

2006年10月24日

トウモロコシヒゲ茶(水毒の場合)-デトックスダイエット12

南蛮毛材料南蛮毛茶(総論はデトックスダイエット1をご覧くださいませ。)

デトックスダイエットティーのセミナーの最後のお茶は、トウモロコシヒゲ茶です。
先生は、生のトウモロコシのヒゲの方が効くとおっしゃいましたが、夏以外では生は手に入りません。
夏にいっぱい収穫したとしても、当然乾燥させて保存するでしょうから、南蛮毛といって漢方薬局で市販されているものでいいと思います。

薬局で、むくんでいるときに飲むお茶は何がいいかと聞いたときに、即座に出されたのが、このトウモロコシのヒゲ、玉米鬚でした。

セミナーでは、先生は作り方の説明をなさいませんでしたが、まあつっこみの質問することもないかと私も聞かなかったので、本日のお茶は私式でいきます。

ひとつかみの南蛮毛(ちなみに私の場合は7gでした)に、500ccの水、これを15分煮出しました。
ほのかに甘く、お茶として飲むには違和感なし。

実は単品でいただくのは初めてです。
益母草やら杜仲などを加えたものを飲んでいたから。

一味でも結構イケル、お茶でした。

2006年10月23日

口唇ヘルペスには黄連?

黄連今年の春から、風邪を引いたわけでもないのに、唇の周りが潰瘍状になってしまう口唇ヘルペスになってしまいました。
ヘルペスウィルス自体は、そう珍しいものではないみたいですが、体調が悪いと再発するようです。
唇周囲は、元に戻ったと安心しているとまた再発するという、その繰り返しです。
自分では、体調不良を自覚しているわけではないので、ヘルペスが出るたびに、何だか体から警告されているようで憂鬱です。

最初のうちは、口唇ヘルペスだとは思っていませんでした。
胃陰が足りないんじゃないという薬局の人の言葉から、麦門冬を飲んでいたりして。
それでも、何だかこの処方は違うのでは、おかしいとは感じていました。

唇周囲が水泡状になってしまうと、何を食べても飲んでも滲みてしまい、常に唇が「どうにかしてくれー」と主張しているようになってしまいます。
医者からもらった軟膏は、副腎皮質ホルモン剤のケナログ軟膏でした。
医者は、ホルモン剤だとは一言も言わずに出したくせに、軟膏がすっかりなくなって困り、再びクリニックで「2本欲しい」とお願いすると、「あまり使わない方がいいんですよね」ですって。

私だって、ホルモン剤になんて頼りたくない。
でも、他の代替品はないの?

そうこうするうちに、以前買ったステファン・クムリク著「生薬を活かす」の中に、口辺ヘルペスに効く軟膏ということで、黄連が紹介されているのを発見しました。

黄連を粉にして、バナナと混ぜる.....バナナは家になかったので、蜜蝋を混ぜて軟膏を作りました。
黄連は黄色く、これを塗って寝てしまったら、シーツや枕が黄色に染まってしまいそう。
それでも、起きているときに塗ったら、かなり怪しい人になってしまいます。

何とか一晩、唇周辺に塗って、翌朝のこと。
ケナログ軟膏を塗ったときは、病気の進行状態は逆行するのに、黄連軟膏では進んでしまいました。
おまけに、寝具につかないように気をつけていたせいか、寝不足気味。
かえって、体調不良になりました。

(次回は、マヌカオイルの場合をご報告します。ただいま、実験中。)

2006年10月18日

生姜茶(痰湿の場合)-デトックスダイエット11

生姜茶材料生姜茶(総論はデトックスダイエット1をご覧くださいませ。)

本日は、痰湿の場合のお茶、生姜茶です。
材料は、生姜5g、水600cc、松子・蜂蜜少々となっております。
生姜と水で15分煮出し、松子とナツメとハチミツはカップに直接入れ、煎じたお茶を注ぎます。
(写真のナツメは、大棗(たいそう)ではありません。赤みが強くてもっと小さいものです。)

感想は、生姜をもっと入れた方が美味しいかな、です。
ちょっと物足りないので、松子とナツメは必需品ですね。
これらが入っていないと、何を飲んでいるのかわからな〜い、なんてことになります。

2006年10月15日

和中薬膳房

研究科のみんなと珍しく、ワイワイ話そうということで、浅草橋の「和中薬膳房」に行ってまいりました。
(http://www.yakuzenbou.com)

町の中華屋さんといったおももちのお店で、とにかく安い。
会計をするとき、一人2300円で、なおかつ10%引きになったので、みんなで驚いたくらいです。

生薬を使った薬膳ではなく、ごく普通の食材を使ってどんな効果があるかを、一つ一つのメニューに書いてあります。
気軽に食べれる食堂といったお店ですね。
料理自体は、いささかがっかりしたものもありました。
たとえば、貝柱のサラダなどは千切りキャベツの上に小さな貝柱の茹でたのが乗ってきて、想像とは違いましたし、薬酒はカウンターにどんと置かれていましたが、試しに注文してみると焼酎の味しかせず、色も透き通ったまんま。
友だち曰く、「焼酎を、毎日継ぎ足し継ぎ足しているんじゃないの。だって、どの瓶もみんな同じ高さにある。」とのこと。
見ると、確かに、ねえ。

料金設定が非常に安いので、これ以上望めないのは仕方がないのかも。
でも、一つだけ、これだけはどうもね、と私が思うのは、空調が悪いこと。
隣でバンバンたばこを吸っている輩が数人いて、その煙が私たちのテーブルにジャンジャン流れてくる。
玄関の扉は開きっぱなしになっていたから、一応、それを見て空気を入れ換えようとしたのかとも思いますが、玄関側にいる私たちの方に煙は流れてきて....あーあ。

喘息持ちの私は、今日は喉がメチャクチャいがらっぽくて咳が出てきます。
咳なんて風邪をひいたときしか出ないくらい、養生していたというのに。
冬虫夏草末を飲んで、杏仁パウダーと蜂蜜入りのお茶を飲んで、これで何とか乗り切れるといいんだけど。

2006年10月11日

茯苓山薬茶(痰湿の場合)-デトックスダイエット10

茯苓山薬茶材料茯苓山薬茶(総論はデトックスダイエット1をご覧くださいませ。)

材料は、
茯苓20g、山薬20g、湯120cc、松子ナツメ少々
とのことでしたが、120ccでは少なかろうと200ccの水で15分煎じたところ、それでも1杯分しかできませんでした。
湯120ccとは、お湯をさすだけだったのでしょうか。
茯苓や山薬は煮出さなければ、成分はあまりでないと思うのですが。

茯苓はキノコ、山薬は山芋のことですから、お茶自体は重湯を飲んでいるようで、そうおいしくはありませんが、気力を増して湿を除いてくれます。
松の実とナツメは、入れた方が、味のアクセントになります。

2006年10月10日

ポン・デ・ケージョをパスティス・デ・ナタと間違えた

ポンデケージョスーパーでキャッサバ粉入りのポンデケージョミックスを見つけた私、ケージョというからにはチーズパンになるわけねと思いつつ買ってきました。
それがなぜか、ポルトガルで食べたパスティス・デ・ナタ(チーズケーキ)とごっちゃになり、なんだか全然似てないなあと不思議に思いながら、作ったのが写真のパンです。
2cmぐらいに丸めるか、1cm幅20cmのスティック状にすると書いてあったので、簡単な丸める方にしました。
後でネットで検索すると、とっても似た画像が出てきたので、あらーこれでいいのねと気をよくしたのでした。

キャッサバ粉は、タピオカを作るイモだったんですねえ。
そのせいか、外はカサカサっとした感じなのに、中はモチモチッというかお餅を食べているような不思議な食感。
粉に対して20%も粉チーズを入れたわりには、チーズの塩気が際立ち、何となく卵臭い気がするのは、チーズと卵の相乗効果ですか。

2006年10月06日

「ぼーっとしようよ養生法」の記事

以前の記事で、夏に腎を養生しないでいつの季節にするのさの元になった記事を見つけました。

それは、何年も前、ひょっとしたら十年以上たっているかもしれませんが、朝日新聞(だと思う)に連載されていた鍼灸師の田中美津さんのものです。
他のものを探して引出しの中をひっくり返していたら、すでに黄ばんでしまったその切り抜きを見つけたのです。
そこから、ご紹介します。

汗は大事よ。「夏は1日1回必ず汗を出すように」と昔のヒトはいっている。汗が出れば、汗と一緒に老廃物も出る。だからその分、腎がラクできる。つまり腎は夏に休みをとるわけね。
腎は夏に休んで冬に働く。冬の寒さから私たちを守ってくれる生命力の源だ。ところが夏、冷房の部屋に入ると汗が引っ込む。そうなると腎にとっては冬と同じ、老廃物を体外に出す働き=排泄作用を一身に引き受け働きつづけなければなりません。休みをとらずに働けば、過労になるのは腎とて同じよ。
最近、コンピューターやOAの操作に従事しているサラリーマンや技術者たちにインポテンツが増えてるそうな。日々情報処理に追われてると、思考、判断、創造を受け持つ前頭葉がクタクタになる。そうなると、前頭葉は性行動も支配してるから、異性への感心が薄れ、性欲を喪失する.....と、言われていますが、原因はそれだけかしら。
落語に出てくる「腎虚の殿サマ」。腎虚とは過労やセックスのやり過ぎでフラフラ、ヘロヘロになってしまった状態です。生命力の源は、また性欲の源でもあるのです。
コンピューターに合せて冷房してある寒い寒い部屋で長時間働いてたら、汗なんて出やしません。汗がまったく出なければ、腎は過労に陥って、男性の場合とかく腎虚=インポテンツになりやすい。そう、人は脳だけで生きてるわけじゃないんですっ。
汗を盛大に出して腎を助けたいんなら、今がチャンス(この記事は夏でした)。夏は陽で、冬は陰。陰の冬は決して発散してはならない季節です。もしその時期に過度な暖房、厚着、飲酒などで汗をたくさん発散すると、皮膚から陽気が出てしまうので、相棒である陰気も必ず衰弱します。陰気の中心は腎。だから、冬に汗をかき過ぎても、腎は弱っていくわけね。

どうです。
わかりやすい説明ですねえ。
この記事はまとめられて、文庫になっているようです。
興味の湧いた方は本を読んでみてね。


2006年10月05日

ビクラムヨガ(ホットヨガ)

現地インドの環境に近づけ、室温40度、湿度55%に設定したフロアで行うヨガに行ってまいりました。
今日はたまたま時間が空いていたのですが、普段はそのスタジオのスケジュールだと私が行けない時間帯ばかりだったので、最初から入会するつもりのない体験ヨガでした。

創始者ビクラム氏によると、この室温40度というのは人間が一番筋肉をストレッチしやすい温度なんだとか。
確かに、最初フロアに入ったときから汗がたらーっと出てきて、暑すぎるのではないかと感じたのですが、90分が終わって屍のポーズになるころには、空調の風が涼しく感じられるほどでしたので、暑すぎる設定とは思いませんでした。

私は、何もしないでじっとしていると、すぐ冷えてしまいますが、体を動かすとすぐ汗が出てくる体になっているので、汗が出ると体は冷えて、40度が暑すぎるとはいえなくなるのです。
サウナのほうがよっぽど暑い、まあサウナは90度以上ですから、当然といえば当然。
暑さに強い、もしくは運動慣れしている人にとっては、何の問題もない温度といえるでしょう。

90分のレッスン中厳選された26のポーズ(世界60か国で著作権を取っているそうです)を行うというので、かなり楽しみにしていたのですが(バリエーションが多いと思ったのです)、ハッと気づくとスタジオの後ろに貼ってある写真の25番目になっており、あら、後一つでおしまいだわ、となりました。

前半は立ちポーズ、後半は寝て行うものでしたが、何だか偏っていて、満遍なくいろいろな筋肉が伸ばされ普段使わない筋肉の可動性を増したいという目的にはそぐわないような気がしました。
ポーズの名前がわからないものもあるので、わかるものだけご紹介します。

英雄、鷲、ピラミッド、弓引き、三角、山、爪先立ち、ねじり、割り座、伸びた足、広げた足、コブラ、うさぎ、バッタ、背中を伸ばす、赤ちゃん、弓、膝と頭をつける、マハームドラ(口と肛門を締めて足を伸ばす)、などでした。

鋤、肩立ち、鰐、猫、ライオン、橋、手枕、鷺、魚、アーチ、鶴、V、蜘蛛、弓矢、太陽礼拝、鳩、合蹠、後ろ合掌、蛙、小人、猿、などはありませんでした。
ですから、この決められた26のポーズだけを毎回やり続けるのはあまり楽しくないなあと感じたのです。

そして、先生に相対して寝ながらのポーズをするのですが、それを終えるたびに反対側を向いて毎回シャバーサナ(屍のポーズ)を20〜30秒ぐらい行い、その後両手を上に伸ばして息を吸い、激しく息を2回口から吐いて起き上がらなければならず、そして180度また回転して先生に相対しなければなりません。

ゆっくりした動作が好みの私には、到底リラックスして楽しめるものではありませんでした。
冷房の入ったスタジオは嫌いなので、暑いのは全然かまわないのですが、気持ちよくリラックスできないのが残念でした。

セレブに愛されていて、生徒さんの中には、マドンナ、クインシー・ジョーンズ、ブルック・シールズ、キャンディス・バーゲン、シャーリー・マクレーン・ニクソン元大統領などがいるということでしたが。

2006年10月04日

ヨーガと操体法とパワーヨガ

タイトルの三つですが、つなげて1日で全部やってみました。

セミナーなどで、座る姿勢が多く、どうにも右側の肩甲骨の下の肩甲下筋と肩甲骨が癒着していて、肩甲骨に隙間がない状態がさらにひどくなってきたからです。
これがひどくなると、吐き気のような感覚まで起きてきて、これはまずい。

こういう筋肉の張った状態を薬膳で治すのは無理、しかし舒筋効果のある鍼やマッサージは自分でケアできない場所です。
こういうときは、一人でできるヨーガが最高。
それで、冷房病以来、裸足になると冷えるので、敬遠していたヨーガのクラスに行く気になったのでした。

プログラムを見ると、次の時間に操体法があり、さらにその次の時間にはパワーヨガまである日でした。
ヨーガでは呼吸法とリラックスを、操体法では気持の良いストレッチを、パワーヨガは....これってダイエット?

パワーヨガは立ちポーズが多く、動作が連続していて、、、、でも、この動作の連続は早過ぎるんじゃないの?

ポーズをキープする時間が少な過ぎるというのが、私の結論です。
私のパワーヨガに対して持っていたイメージは、ゆっくりした動作だけれどマニアックなアーサナが多い、というものでした。

見事に覆されたレッスンは、途中で放棄して出て行こうかと思ったくらいです。
中にはダースベーダーが2〜3人おり、吐くのに口から行うため、シューシューうるさくて自分の中に集中なんてとてもできません。
でも、レッスンしている人たちは多かった。
これは、新陳代謝を活発にするダイエット目的と見ましたね。

後で、ネットで調べてみると、鼻から吸って鼻から出す呼吸法で、ゆっくりした動作で、太陽礼拝のポーズなどは4.5秒ずつキープするという記載もありました。
ほら、やっぱり、もっとゆっくり行うのがヨーガじゃないの。

さらに調べていたら、ホットヨガの体験レッスンなんぞを見つけました。
サウナ状態でヨーガをするなんて、本来の瞑想にはほど遠いと思っていたのですが、興味を持ってしまいました。
ビクラムヨガ(ホットヨガ)のページでは、暑いインドの気候とはほど遠い寒い日本の気候の中でレッスンをしていると筋肉が硬くて思うように体が動かない、そこで室内を暖めてから行った結果、良い効果が得られたとのこと。
う〜ん、そういうふうに説明されると、何だか納得。
気温も40度だというし、ビバリーヒルズセレブに愛好者が多いというのも、体験してみる価値ありかも、と体験予約してしまいました。

2006年10月02日

水出しコーヒーその後

水出しコーヒー1水出しコーヒー2とうとう、ハリオの水出しコーヒーポットを買って、ここ何週間か試しています。

8人用なので、80gのコーヒー粉(濃い焙煎で)をフィルターいっぱい入れて、水(家は六甲の水です)を少しずつ注いで冷蔵庫に入れておけばオーケーです。
しかし、ハリオの表記のように8時間だと濃い紅茶色ぐらいにしかならず、これならコーヒーといえるだろうというくらいになるには24時間はかかります。(写真は、水を注ぎたてのとき)

水出しコーヒーだから、当然アイスコーヒーで、夏の間はそのまま飲んでいましたが、秋の気配とともにレンジでチンして温めてから飲んでいます。
やっぱり、コーヒーは暖かいほうが、もしくは常温のほうがおいしいですね。
水出しコーヒーを淹れようとする人は、アイスコーヒー党が多く、わざわざ温めて飲むという人は少なさそうです。

でも、やっぱりお湯で淹れると、熱で雑味が出て来る感じです。
水で出すとすっきり、後味さわやかです。
が、すっきりしすぎて、豆の違いがわかりにくいような気もします。

自然食では、コーヒーは神経を興奮させるせいか、禁止飲物で、代わりにタンポポコーヒーや玄米焙煎コーヒーなどが提唱されています。
無理に、起きている状態を作り出すことが不自然ということでしょうか。
偽の覚醒ですね。

薬膳では、もちろん禁止品ではありませんが、中国伝統医学というとおり、古くからある飲物ではないので、古書にはその性味が記載されていません。
現代の食卓に生かす「食物性味表」には、甘/温、興奮、強心、利尿、解酒毒、となっております。
この本が絶対とは思わないけれど、指標として、薄くてハンディなのは使いやすいですね。