« 眠り浮草 | メイン | ツボの位置って、中国と日本では違うの »

黄耆(おうぎ)に虫がつきました

以前、朝鮮人参に虫がついて虫食い穴だらけになったことがあります
今度は、黄耆に虫がついてしまいました。
天ぷら油などのストックしておくポットなどについていたりするとっても小さい黒い虫です。
補気の中薬は、虫もおいしいのか、他の中薬に比べると虫がつきやすいのでしょうか。
当帰もつきやすいそうです。
当帰も血中の気薬といいますものね。

黄耆についたその虫は、洗ったら水の中では死んでしまいました。やれやれ。
ざるにあげて水切り用にボールで受けてと。

ここまではよかったのです。
翌日もその翌日も、そのままにしてそのざるの中から煎じ薬を作りました。
しかし、そのまた翌日になったら、
アーッ、かびだらけーっ

何と、見たことないくらいのすごいかびが生えていて。
いかん、何ともったいないことをしてしまったのだ。

漢方薬局で買いなおすときに、この話をすると、
「洗っちゃ駄目。陰干しすれば、虫は出て行くよ。」
と、またもや言われてしまいました。
「それに、虫を気にせず煎じちゃえばいいじゃないの。」とも。

「えーっ、いっぱいいたら気持悪いですよー。」
(庶虫)虫(しゃちゅう)だってあるじゃない。」
「まあ、そうですけど。補気の薬を食べた虫だから、補気になるかな。」

とは、言ってみたものの、やっぱり虫は気持ち悪い。
蝉退(せんたい)ぐらいなら、まだ許せるけれど。

人によっては、昆虫が入っている方剤だと聞くと、もう飲むことはできない方もいるそうです。
先生としては、『こっちのほうが効くんだけどなあ』と思いつつ、別の方剤をお出ししたりするそうです。
昆虫系の中薬って、活血の薬が多いような気がしますねえ。

コメント

うちも紅花がよくやられます。

紅花も虫に食われやすいとは。
知りませんでした。
気をつけよう。

紅花はほんとにやばいです。
麗心でも最初に食われてましたから。

Oh,no! ですね。
紅花は他のものに比べると比較的安いイメージがあるので、何となく邪険にしてたかも。
密封、密封っと。

コメントを投稿