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風寒型の風邪によい紫蘇生姜茶

紫蘇生姜紫蘇茶雪の日によもぎ蒸しに行き、帰って来て駐車場に車を入れようとしたら、積もっている雪で車がスタックしてしまいました。
脚で車の行く手を塞いでいる雪をどかし、何とか車は駐車させることができました。

そのことを夫に言うと、そのままにしていて凍っちゃうとたいへんだから雪かきをすると言い出しました。
一人で雪かきさせては時間がかかると、何の気なしに私も手伝うことにしました。
雪が頭に降り積もらないように帽子を被り、雪が体にかかっても滑り落ちていく服を着て。

しかし、部屋に戻ってからは、くしゃみの連発です。
よもぎ蒸しの後に冷えてしまい、湯冷め状態になったからのようです。
昨夜は悪寒がして、寒くてなかなか寝つけませんでした。

どうやら、風寒型の風邪をひいてしまったようです。
風邪の型は風寒と風熱、暑湿があります。
暑湿は夏風邪なので、冬にひく風邪としては風寒か風熱です。
水っぱなが出て、ゾクゾクと寒気がつよいのは風寒型、黄色い痰が出て喉が痛んで腫れるのは風熱型の風邪です。
寒か熱なのですから、これを間違えると風邪は治らないどころか悪化してしまいますからご用心。

風寒型の風邪は辛味を持ち、体を温めてくれ、風邪(ふうじゃ)を外に追い出してくれる辛凉解表のものがよい。
ということで、紫蘇と生姜のお茶で痰を出やすくすることにより、咳を止める効果を期待します。
紫蘇といっても薬効効果が強いのは紫のシソ、そう梅干しに漬けるときにつかうものです。
漢方薬局に行くと「蘇葉」として売っていますので、風邪対策に常備しておくのもいいかもしれません。

もちろん、風寒型の風邪に効く葛根湯も飲み、なおかつお茶としてさらに対策をとろうという作戦なのです。
このお茶をいただいた後は、体が温かくなりうっすらと汗が出てきました。
この汗とともに風邪(ふうじゃ)が外に出ていってくれるとよいのですが。

作り方は、ひとつかみの紫蘇に1リットルの水を入れて、5分ぐらい煎じれば紫蘇茶のできあがり。
私は、それに生姜の汁と麦芽糖を合わせたものを作り置きしているので、二つを合わせました。
簡単な作り方としては、生姜スライスと紫蘇各3gに、熱湯300ccを加えて10分置くというものもあります。

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