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陽虚だから電車の冷房は困るの

私は体質的に陽虚、体を温める能力に万人との開きをけたたましく感じます。
環境と自分の間に、しっかりとした壁がありません。
暑ければ暑さをすぐ感じ、寒ければ寒さをすぐに感じ取ってしまう、アレルギーの敏感体質。

中医学的にいうと、衛表不固(えいひょうふこ)、体表を衛っている衛気(えき)の守りが弱い状態にあります。
バリアがちゃんと働いていないと申し上げると、わかりやすいかと思います。
おまけに悪風(おふう)、風を嫌う、はしょっちゅう起き、ちょっと涼しい風でも常にあたる状態にあると、下半身がすぐに冷えてしまいます。

よく、手足が冷えるのは冷え性とかいいますが、私の場合は太股やふくらはぎ、足の甲や足の裏が冷え、手は割と温かいのです。
だから、手が冷えてくるほどの環境に置かれるともう大変。
恥も外聞もなく、皆や先生に訴えるとか、着込むものや膝掛けを持っていたら、しっかり身につけます。

ところが、電車の冷房は本当に困る....
弱冷房の車両を選んで乗っていても、それでも長く乗っていると冷えてしまいます。
おまけに、朝はまだ体温が上がっていないのに、地下鉄銀座線は冷蔵庫のように4月から冷房が入ります。

人が多く、暑いと不快指数も高まり、イライラしてトラブルも多くなる、そこで冷やせばいいとでも鉄道会社は思っているのでしょうか。
もっと、自然の風を取り込んで、レトロに窓を開けるとか、暑ければ服を脱ぐとかして、調節できればいいと思うのに、否が応にも強制的に冷房の中に身をおかざるを得ない状況です。
窓が開いていて涼し過ぎるなら、そこを避けるとかできるのに、全車両冷房では、それもできません。

もっと、自然の環境に身をまかせる、ってことできないんでしょうか。

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