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大根葉とニンニクたっぷりのペンネ・アラビアータ

ペンネ・アラビアータ

休日の遅い昼食は、ペンネ・アラビアータで温まることにしました。外は、雨が降ってきて、どことなくうそ寒い。

唐辛子の四気は、熱。
食べると汗も出てきて、体表に邪があれば汗とともに外に出してくれます。


この季節は、燥邪と寒邪にやられることが多いので、風邪をひきやすい時期です。
風邪をひきそうと感じたら、冬は辛味を持ち、温の性質を持つ食品を食べると良いのです。
でも、あくまで風邪をひきそうと感じたときだけですよ。
冬は体内の奥深くに精気を貯蔵しておかなければなりません。
汗をかくということは、汗とともに気もいっしょに外に出ていくので、しょっちゅう汗をかいていると気も消耗していきます。

聖護院大根の葉、それもまな板からはみ出るくらい長いものがあったので、軽くゆでて沢山のニンニクとともにアラビアータにしました。
聖護院大根は、火を通すとフニャフニャなほど柔らかくなりますが、葉の方は普通の大根葉と同じくシャキシャキしていました。
アラビアータに入れると、青みも補充できて違和感がありません。

そして、Alce Nero(アルチェ・ネッロ)のドライトマトソースを使ったので、あっと言う間にリッチでおいしいアラビアータ のできあがり。

食材 性味 四気 帰経 効能
唐辛子 心、脾 温中散寒、開胃除湿、駆虫殺菌、温通瀉血
にんにく 脾、胃、肺 解毒殺虫、止咳袪痰、宣竅通閉、健脾開胃、肥満防止
大根 辛、甘 肺、胃 消食化痰、下気寛中
トマト 甘、酸 微寒 肝、脾、胃 生津止渇、健脾開胃、消食
(注)大根葉に関しては、大根と同じかどうかはよくわかりません。同じ植物体の場合、おおむね働きはいっしょのものが多いのですが、植物の部位により微妙に異なるものもあります。

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