桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
| 種類 | 温中散寒剤 |
| 出典 | 傷寒論 |
| 組成 | 乾姜5g、人参6g、白朮9g、炙甘草9g、桂枝6g(後下)、 |
| 方解 | 理中丸+桂枝 |
| 用法 | 水煎服。 |
| 効能 | 温裏解表、益気消痞 |
| 主治 | 太陽病、外証未除のうちに下法を使って、下痢を起こし、下痢不止、心下痞硬、表裏不解。 |
| 方意 | 太陽病の外証が治らないうちに下法を使うのはすでに誤っているが脾胃陽気を損傷して中焦虚寒を起こす。 だから「下痢不止、心下痞硬」。 一見、瀉心湯の証のようにみえるが「表裏不解」は表証がやはりあるので、理中丸を湯剤にして炙甘草の量を増し、桂枝を加えて温陽益気、表裏両治をする。 しかし裏の治療を主とする。 自然に利止痞消、表証も治る。 本方の桂枝を後に入れるのはその辛香の気を保つためである。 方中の人参について、もし正虚が軽い場合は党参に替えてもよい。 |